「邦画のだめな所詰め合わせ」ハナレイ・ベイ waisighさんの映画レビュー(感想・評価)
邦画のだめな所詰め合わせ
この短編が村上作品の中で最も好きだったので楽しみにしていたが…残念の一言。
全体的には間延びし過ぎ。喪失の物語を30ページに収めるところがこの作品の良さ。
それをダラダラ風景と無言(もしくは一言二言ぼそぼそ喋る)の役者ばっかり映して…。非常に退屈だった。
手形などの追加要素も全く不要。そういったわかりやすさを足すくらいならもっと別の表現があったのでは?と思わざるを得ない。
キャストに関しては悪くはないが、サチがウェットな人間だったり、息子がやたら反抗的だったり、サーファーは鼻につく奴と棒読みだったり違和感あり。
佐野玲於くんとやらが観たいならほぼ出ないので別の作品の方がおすすめ。
そもそも村上作品のセリフは実写に向いてないというね。
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