「吉田羊、たまに春樹節」ハナレイ・ベイ サラダさんの映画レビュー(感想・評価)
吉田羊、たまに春樹節
基本、村上春樹は忘れて鑑賞して良い作品だと思うのですがところどころたまに春樹節セリフが出てきて「うわっ」っと思った(笑)
あの無機質なそこそこ良いマンションが出てくるので、そして年に一度ハワイに来てわりと金に困ってなさそうに優雅に浜辺で読書にふけったりバーでピアノを弾いたりしてるのでどんな壮絶で不幸な人生を送って苦労をしてきたと言われてもいまいちピンとこない。
あの表参道、青山っぽい場所でのサーファー大学生との再会も春樹な感じ(笑)
そしてみんな英語流暢。
30年前も10年後も同じ吉田羊が演じるのはいくら綺麗な方でも無理があるな(笑)まぁ別にこだわるほどのシーンでもないのかもしれないけど。
うーん、何というか、村上氏はハワイに別荘をお持ちのようでその滞在時の心象風景を短編にしました、、、みたい感じの作品なのでそれを映像化しても特に悪くはないけど何がどうというわけでもないという作品になっちゃうよね。
吉田羊さんてどの作品でもわりと似たような号泣の仕方しますね^_^
ところで観客に「鑑賞後に開いて下さい」と封筒にまで入れられて配布されたあの息子少年の写真のポストカードは何だったんですかね?あれを見て何を思えというのかな。席の横のカップホルダーに置いて帰りましたけど(笑)
コメントする