「知らなすぎることを痛感」沖縄スパイ戦史 バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
知らなすぎることを痛感
沖縄で繰り広げられた戦争、学校で教えてもらったのは歴史での授業。
年表の文字と教科書内のいくつかの活字で。
それだけでこの事実に触れることが終わる日本人は多いであろう。
僕もその一人。
自衛隊は、国はいざとなったら国民を最優先で守ってくれる。
今も震災などあると先頭に立って救助・支援活動をしているじゃないか。
そう思っている日本人は多いであろう。僕もその一人。
認識を変えなければならないことが多く語られる。
知らなかった事実、悲しい事実が語られる。
誰かの主張で語られるわけではない。
歴史を明らかにすることで、その歴史が、過去の事実が語るのだ。
信じがたい事実の連続で心が締め付けられる。
繰り返さないためにどうしたらいいか?
戦争や魔女狩りのような愚かなことをするのも人間なら
過去に学び考え最善を尽くせるのも人間である。
後者でありたい。
そのためには事実を知らなけレバならない。
どうか、この映画がより多くの方に届くことを願う。
本作の終盤、過去を知る方々が口々に同じ言葉を話します。
その言葉はシンプルですが、ずっしりと心に染み込み残り続けます。
必見。
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