劇場公開日 2018年8月17日

  • 予告編を見る

「産後鬱を疑似体験」タリーと私の秘密の時間 Ishikawa Peroさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0産後鬱を疑似体験

2018年10月3日
iPhoneアプリから投稿

「タリーと私の秘密の時間」
我らがフュリオサ隊長ことシャーリーズ・セロンがでっぷりと太って三児の母を演じ、監督は「ヤング・アダルト」でセロンと組んだジェイソン・ライトマン、脚本は「ジュノ」「ヤング・アダルト」でライトマン監督と組んだディアブロ・コーディの間違いの無い布陣。

映画好きなら見なきゃ行けない一本。

出産経験の無い私が産後鬱を語ることは出来ないけれど、映画は体験させてくれる。

出産で醜く変わる身体、自分の思い通りにならない子供たち、やっているはずなのに荒れる家。
旦那も理解力があるのに、私に何が足りないのか…
そんな時にマーロの元に夜だけのベビーシッター、タリーが現れる。
タリーの若さゆえの魅力とバイタリティのおかげでマーロの生活全てが変わったかに見えたが…

一筋縄で行かないのが、ディアブロ・コーディの脚本の魅力。
タリーの魅力に惹きつけられるのはマーロだけでは無いはず、けれど実はそれはみんないつかは通った道。
ハートウォーミングコメディだけど見方を変えればホラーにも見える。
子育てに疲れた夫婦に特に旦那さんに見てほしい映画。

Ishikawa Pero