「結局何がテーマかわからない」フォルトゥナの瞳 あさりさんの映画レビュー(感想・評価)
結局何がテーマかわからない
友達に誘われて鑑賞しました。
正直つまらなかったです。
具体的には
・セリフがクサい。いかにも物語っぽい言い回し。セリフのリアリティがないのでせっかくの役者さんの演技が台無し
・テンポが遅い。場所も人物も大して変わらないのにズルズル色んなシーンをつなげた感じ。ワンオクの曲が流れる場面とか、見てて楽しい人はいいだろうけど主演二人に興味ないとめっちゃだるい。
・神木さん演じる主人公(名前忘れた)が急に性格変わりすぎ。葵と付き合いだしてから急にハキハキ喋るようになって違和感。優しい育ての親にもなかなか心開かなかったっぽいし、飛行機事故の記憶にかなり囚われた内気な人だと思ってた。
・主人公は過去の事故で誰も助けられなかったから、他人を死から救うという責任感や使命感を感じているのだと思った。でも葵という守るべき存在が出来たのだから、自分の命を縮めるこの行為をやめると覚悟を決めた。他の方の感想を見るとこの映画は主人公と葵の二人の愛がキモなようだ。しかしその後幼稚園児を救おうとした場面からみて、主人公は最後まで能力ゆえの使命感と大事な人を守る覚悟の間の葛藤を抱えていたようだ。
要は個人としての使命か、それとも愛か、この映画が何をテーマにしてるのかよくわからなくて気持ち悪かった。
・てか葵もうちょいなんとか出来たでしょ。電車乗るとき周りの人透けてなかったのかな?てか相手が同じ能力もってるってわかってるなら自分も打ち明ければいいのに。
・てかみんな死にすぎ。一日9000回の選択してるのに死ぬ結末に至る人多すぎわろた
すみません。だんだん取り乱してしまいましたが、一緒に見た友達がめちゃめちゃ号泣してて正直な感想を言いたくても言えなかったので普段はあまりしない口コミで吐き出させていただきました。あまりにも周りのみんなが感動したと言っていたのでずっとモヤモヤしてました。
こんな紹介でしたが、見ようか迷ってる方の参考になれば幸いです。細かいところが気にならない方であれば楽しめると思います。