カーゴのレビュー・感想・評価
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詩的な美しさのあるゾンビ映画
ゾンビ映画だが、ゾンビとの闘いが中心の作品ではない。人間同士の争いも描かれるが、それも話の中心というわけではない。ゾンビにかまれた男性が幼い赤ん坊のために、何ができるかを限られた時間で探し求め旅をする。荒涼としたオーストラリアの大地で、男は幾人かの人間と出会い、赤ん坊を安全を願う。アボリジニの少女との出会いが福音的に描かれるのが印象的だ。そしてそこには先住民族に対する白人の贖罪意識ものぞかせる。やや抽象的だが「魂の旅」のようなものを描いた作品だ。
ゾンビにかまれるとゾンビ化するのはお馴染みの設定だが、本作では約48時間の猶予があるのがユニークだ。その残されたわずかな時間で、残された家族に何ができるのかを本作は問う。派手なアクションはなく、淡々と物語は進むのだが、タイムリミットの導入が作品にスリルを与えている。泣けるゾンビ映画も珍しくなくなってきたが、本作も秀逸。ゾンビのいる日常とはどういうものかというシミュレーションとしても面白い。
子供は重荷だ。なら大人は重荷になるな。
子供も赤ちゃんも育てるのは大変だ。
そんなに大変ならなぜ子供の重荷になるような事をするのか?
トゥミはゾンビ化した父をかくまってる。要は介護。
キャンピングカーの家族は最後心中する。これは虐待と考えてもいいし過保護と考えてもいい。
そんな中、アンディは死(ゾンビ化)が迫る中自分をベビーカーする案を実行する。
子供と赤ちゃんを載せて動く大人。
自分の子供じゃなくても面倒を見る大人。
転生思想があるアボリジナルは彼らの埋葬法でアンディ弔った。
彼の様な大人がまたこの世に生を受けることを願ったのかもしれない。
子供がカーゴなら大人はカーゴ車であるべきだと思えた。
もし自分だったら、、
もし自分がこの状況になったら家族を守れるかな、、
どう行動すればいいんだ、、なんて考えてしまいました。
同じくらいの娘がいるので、主人公の娘を守りたいという気持ちに感情移入してしまい、どうにかハッピーエンドにならないかなとか思いながら見てました。
ゾンビ映画はビックリするのであまり好きではないけど、これはなんだか考えさせられるゾンビ映画でおもしろかったです。
新鮮ではあったけれど
以下同文w新しいゾンビ
他の方おっしゃる通り!ゾンビだけどなんか新しい!毛色が違うゾンビもの!
個人的には泣いたよ!感動したよ🥺
お母さんからのメッセージからのラストお父さんからのメッセージ!!切ない😩
お父さん噛まれた時、先にお父さんが逃げて娘を助ければ2人助かったのでは?お母さんからは娘届かないのでは?って序盤はイライラしたけど🤔w
後半は切ない&感動!😭
なんとなくゾンビものって
ブワーッ!って出てきて
ギャー!ってなって
ガブ!ムシャってイメージ強いけど
そんな感じではない🤔
ゾンビが新しくて空気感も新しくて、それも良かった!
なんか冬眠するしw
頭を土に埋める新習慣ww
定番のゾンビものとは違って好感触♡
なんかの漫画か映画かで土か何かから栄養取るゾンビ的なの見たような記憶もあるけど😂
個人的にはこの映画かなり好き🥰
そしてオーストラリアの映画って初めて見たかもしれない!オーストラリア素敵すぎる!チラチラ映る自然が素敵すぎる!
私のお母さんはオーストラリア行った後、永住したいって言い続けてた😂
やっぱり素敵な所なんだな!と思った☺️
最終的にオーストラリアに行ってみたいと思った😍
タイトルなし(ネタバレ)
他とは少し毛色の違うゾンビ映画。
ゾンビと無闇に戦うのではなくて受け入れて共存している感じ。
感染したときのための対策キット的な物、今までありそうでなかったしなかなか面白いなぁと思った。
全体的には盛り上がりに欠けるしあんまり好きな内容ではなかったけど最後のゾンビ化しながらもアボリジニの家族の元へ辿り着く場面なんかは結構ぐっときた。
思ってたより、感動しなかった。
とあるYouTube動画で紹介されていて、ざっくりしたあらすじは知った上で鑑賞しました。家族環境的にはアンディと似ているので、大号泣する気満々で見てたんですが、思ってたより全然感動しなかったです。。うーん、残念。。
奥さんケイとアンディの関係性、 娘ロージーとアンディとの絆やアンディのロージーに対する想い、とかそれぞれの家族の関係性があんまり掘り下げられてなかったので、いまいち感情移入でぎず、感動できるだろうポイントが感動できなかったですね。。
鑑賞後に、原作の6分の短編映画作品も見ましたが、伝わってくるものはこの長編作品とあまり変わらず、長編にした意味って何だったんだろうと感じました。むしろ、タイトルのカーゴの意味するところに関しては、短編作品の方が鮮烈に伝わってきました。
「大地と精霊」とゾンビ
妻が不治のアンデッド菌に感染してしまった。しかも幼子もいる。さあ、どうするってストーリーが軸。新型コロナウイルスが猛威をふるっている今だから、父親の不安が手にとるようにわかる。感染したら幼い一人娘を誰も面倒見ることができなくなってしまう。
感染した妻がゾンビ化するまでの猶予時間は48時間。この世界では、ゾンビ菌に感染した場合のキットが配布されていて、ブレスレッド式タイマーで残り時間を確認する。ゾンビを避けながら僅かな希望をもって治療できる施設を探さないといけない。
ゾンビも怖いが、人間同士も信用がおけない。これもコロナ騒乱の今だからよくわかる。ゾンビ映画を見て怖くてゾクゾクするんじゃなくて、近い将来をデフォルメして見ているようでブルーになる。
この映画では、オーストラリア先住民のアボリジナルが鍵として出てくるが、アボリジナルが代々受け継いできた「大地と精霊」をもって、ゾンビというものを理解しようとする。感染症に対しては、医学的、科学的な対策は必要だが、心の拠り所をもって対峙することも大事なんだなと思ったね。
ゾンビと共存じゃないけど
新しい
出会う人みんなロージーを守ろうと愛を持って見つめてくれるのが良かった
殺すだけじゃなくて大切な人は木に埋めるの素敵
どのサバイバル系でも桃源郷はあるんだなあ
お母さん死ぬの早くない、、?
48時間経ったってこと、、?
静かなゾンビ紀行
なるほど…「CARGO」とは、そういうことか…。
一風変わったゾンビ映画
ありふれたゾンビホラーとは異なる傑作
今では蔓延しているゾンビもののジャンルですが、そこに一石を投じる素晴らしい発想の作品
元は数分ほどの短編作品だったものをNetflixが長編へとアレンジを加えたもの。
主演はマーティンフリーマンとあって演技は申し分なし。
原作をただ長編に引き伸ばしただけでなく、途中で聞いてくるエッセンスや伏線がつながり、最後にはゾンビ映画では味わったことのない感覚が心に残るはず
ゾンビ作品で最も好きになった
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