劇場版 SHIROBAKOのレビュー・感想・評価
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アニメパクリ
コロナ影響で新しい映画が出てきていないせいか長めにやっていただいていたので滑り込み観れました。原作アニメファンです。劇場版ですが、120分長丁場アニメでしたし期待度高めでした。感想を端的に言うと、『残念』でした。ストーリーはアニメの起伏をパクり新しいネタもなく起承転結が起伏に乏しい作品です。原作ファンの方には嬉しい演出も随所に有りましたが同人誌で充分。アニメが売れたから劇場版で稼ごう、ネタは無いけれど。て感じでした。
原作アニメでアンデスチャッキーに感動し、ずかちゃん登場で涙した皆さん、そんな胸熱な展開は全く有りませんのでアマプラ辺りで無料になるまで待って全く支障ないでしょう。監督も同じなだけ捻って欲しかったですね。1900円は高過ぎました。
アニメ業界を描くお仕事アニメTVシリーズの4年後を描いた続編劇場版...
アニメ業界を描くお仕事アニメTVシリーズの4年後を描いた続編劇場版。
今では落ちぶれて、散り散りになったメンバーが再集結して新プロジェクトに挑む…
2月公開だったけど上映中断してしまい、ずっと見たかった作品。
こんなご時世ですが、悩みながらも成長する彼女らのガンバリに少し元気や勇気をもらえる作品。
気分があがるー😸😸
ラストは、すごく胸アツになった。製作過程でのいろいろなトラブルを乗り越え、更なる高みを目指した作品のクライマックスが目の前に映し出された。主人公たちが熱く語った戦闘シーンは大迫力だし、動き、メカ、セリフのどれをとってもクォリティがすばらしい。『空中強襲揚陸艦SIVA』を全部見てみたいな。
もう一つ興奮したのは、「げ~べ~う~」に『緋牡丹博徒』よろしく和服で乗り込むシークエンス。殺陣も決まっていたし、「げ~べ~う~」のクソ社長への落とし前の付け方が最高。気分が爽快になった。
コロナ明けに、この映画を選んで正解だった。
SHIROBAKOはガルパンの水島努監督の原点とも取れ作品でとって...
SHIROBAKOはガルパンの水島努監督の原点とも取れ作品でとっても良かったですそれにガルパンとはまたっく違う世界感もいいな思いながら見て来ました
SHIROBAKOの続編があったら期待したいです
矢野エリカ様に踏まれたい!
テレビシリーズも良かったので鑑賞。
テレビシリーズの後日談と同窓会的な楽しさだか、初見だと人物相関図がないと分かりにくいかも。
キャラクター達のその後の精神的な成長や仕事環境の変化などをテキパキと見せてテンポよく進み、所々あるギャグも楽しめた。
特に宮森と新キャラの女性プロデューサーの飲み会場面は最高だし、絵麻と久乃木の同棲生活の場面にほっこりしました。
木下監督と宮森のやり取りも夫婦漫才のようでイイ。
少し気になるところは、主要な5人の若い女性キャラクターが劇中で、四年も年月が経過しているのに見た目や私生活にあまり変化なしが個人的には不自然。
まあ、美少女アニメのキャラクターの見た目が変化したり恋愛すると激怒する人々も多いからな。
宮森の決意を示すミュージカル場面の凄まじいダサさはワザと?なのかは不明だが、これが本気なら・・
あと映像業界物の多くに当てはまるが、劇中劇の設定やキャラクターや内容などがあまり面白そうではなくて、その部分の作画がいいだけに少し残念。
初見でも面白いと思うが、キャラクターに愛着があると一層楽しめるのでテレビシリーズをみるのがオススメです。
ちなみに自分の推しキャラは、矢野エリカ様!
先輩としても気配りや能力の高さは勿論だが、ある種のダメ人間的オトナ達をアメとムチでコントロールする姿と、時折魅せるキュートな姿が堪りません。仙人と呼ばれる池谷さんとのやり取りも最高。
エリカ様に罵倒されたり踏まれたいと思うこの頃。
あくまでフィクション
フィクションなんだけど色々と実際に有った様な事をちょくちょく小ネタとして出してくる。アニメ制作会社のリアルを感じさせる作品。
かと思えばいきなりミュージカルが始まったりして、これはアニメなんだよ。フィクションなんだからね。という制作者の意図らしきものを感じる。
実在するアニメ制作者をモデルにしてるキャラが沢山居るので、リアリティを出しつつ、なるべくフィクションさも出したかったのだろうか?
ストーリー的には中々面白く、良かったと思います。
TV版が良すぎたのかな・・・
トラブルで没落した武蔵野アニメーションが、改めて劇場版製作にチャレンジする物語。
TVアニメSHIROBAKOの劇場版です。TV版は素晴らしいアニメだったと思います。伏線が上手に張られて、その回収の仕方が見事。
特にラスト近くの坂木しずかのシーンは、涙が溢れてきました。
さて、劇場版はそのTVシリーズと比較すると、少々厳しめの評価です。
理由は幾つかありますが、一つ目には「武蔵野アニメーションの逆襲」のカタルシスを感じ難かったように思います。TVシリーズでは将来の飛躍を匂わせて終了し、没落経緯は映画では回想シーンで説明。鑑賞する側としては、戸惑いだけを感じ、登場人物の悔しさや失望に感情移入することが出来ませんでした。その為、カタルシスを感じにくくなったように思います。
二つ目にはTV版と比較しての厚み。TV版では一本のアニメを約4時間かけて描いていますが、劇場版では上映時間2時間の中盤から始まっていて、厚みに差がついてしまったように思えます。
厳しめのことを書きましたが、TV版と比較して期待値が高すぎた為でもあります。映画としては十分に楽しめた作品でした。
絶対に観るべき!!
初見でも分かりやすく楽しめる内容ですが、
TV版を視聴している人にとっては泣きこそしないものの目頭が熱くなる箇所が
いくつもあり、オススメです!
キャラクターたちが頑張っている姿はとても楽しく、そして尊い。
働いている大人たちに、まだ働いたことのない進路を考えている学生に、昔働いていた人に、アニメが好きな人たちに、とにかく老若男女みんなに観てほしい作品です。
尊ぃ(~ω~)
テレビ版から劇場版へ自然体だった。
普通、劇場版ともなればキャラクター等々がテレビ版よりもクオリティーが高められて彩られるけど、SHIROBAKOはテレビ版と変わらず自然と入れた。元々、テレビ版もクオリティーが高くて丁寧に作られているから、劇場版だからって力まなくてもいいし、楽しめました。日常の題材をアニメ作品にするのは難しく、本来なら実写でやればいいと思うけど、上手くアニメ的表現も含まれていると思います。念願の七福神のアニメ作品が完成するドーナツ娘達の活躍をまた見てみたいですね。
賛否両論のラストパートについて
まず自分は最近アニメを見ておらず、この作品のTV版も未視聴です。
シリーズ完全初見なのですが、レビューが気になったので見てきました。
で、本題のラストパートについてなのですが……
「ここは、この映画のすべてを振り返りながら、制作の裏側を想像しつつ鑑賞するところ」という印象を受けました。
映画制作の物語としては、このラストパートに入る直前、木下監督が悶々としている場面で終わっているんじゃないかと思います。
つまり、どれだけ努力しても満足のいくものには手が届かないと。
全力を出し切ったつもりでもまだ不満が残っていたりすることは誰しもが経験することだと思いますし、どんなことにも言えて、ある種当たり前で、真理じゃないかなーと思います。
(自分はものづくり系の人間でしたので、痛いほどわかりました……)
で、ここからがフィクションをフィクションとして成立させているラスト展開になります。
ネタバレしないで書いているので詳細は省きますが、現実でやったら恐らく何千万円の損失、関係者全員納得はしていても100%怒る展開だと思います。
余程の熱意が無い限り、「そんなの通じるのフィクションだけだから!」と言われるかと……
(そして「フィクションだから!」で一刀両断できる余地を残しておくことで、現実の制作の方々が締め切りを守らない人を牽制している可能性も微レ存?)
それでもこの作品には必要で、観客がアニメについて”改めて”考えさせられるパートだと思います。
出来上がった作品がチープなのは当然。むしろチープだからこそ作品の裏を考えるように誘導されているのかと。
それでいて単にチープな作品ではなく、劇場版らしいアクションでバランスを取っており、絶妙なラストパートだと思います。自分は「こんな打ち合わせがあったのかな」「収録ではこんな注文をしていたのかな」「これは絶対あのアメコミ映画を引き合いに出したハズ」と思いながらラストシーンを見ていました。
総じて、アニメ業界の教本の様な映画だと思いました。
「名作」という意味ではなく、「ガイドブック」的な意味合いでです。
ものづくり系でいうところの「工場見学」とかそんな感じ。
人、モノ、金、時間、契約。いろいろな要素が詰まった映画でした。
事前にアニメの技術本等をチラ見しておくと、ちょっとした背景などのシーンの小ネタがわかって良いかもしれません。
作品の性質上「名作」とは言えませんが、いろいろ考えさせられるきっかけになる「良作」以上であることには間違いないと思います。
働く人のおはなし
和服で敵地に乗り込む姐さんたち、カッコイイです。
それはともかく、働く人なら誰でも、業種も職種も関係なく、心をえぐられる箇所があるんじゃないかと(自分には多々ありました)。それだけに、ちゃんとハッピーエンドで終わってくれて救われました。
いや、途中、心配したんですよ。ひょっとして、ほろ苦い終わり方になるかもと思わせる要素があったので。
あと、アニメ制作の現場が舞台のアニメだと、この作品自体の品質が気になってしまうね。大変だったんだろうなぁ……
遂に公開されたSHIROBAKOの映画。 期待値高めで早速観に行っ...
遂に公開されたSHIROBAKOの映画。
期待値高めで早速観に行ってきました。
アニメ1クール目はアニメーション現場の流れと登場する各キャラの説明。
2クール目は、あおい達の夢、七福神の一歩となる五人の合作アニメの制作。
そして、今回は武二の復活劇です。
昔の大きな失敗によって散り散りになっていた武二メンバーが、舞台映画作製に向けてひとりまたひとりと戻ってくる様は感動です。
戻ってくる人たちも、一人ひとりに面白くまたは感動できるストーリーがあって満足です。
しかし、皆んなが戻ってきました、からの映画完成の流れが速すぎて若干理解が追いつきませんでした。
それでも、映画のラストを納得の出来にするために再起して作り上げられたラストの戦いは熱い展開で、これからの武二の再起を彷彿とさせるもので最高のラストでした。
お仕事シリーズ三部作の中で最も面白い作品です。
続編アニメか映画に期待します。
テンポよし、作画良し、作品良し
全体的によかったです。
久々で作品のことを忘れていましたが、短い時間でキャッチアップさせてくれ、一気に作品の世界に戻れました。
ちょっと早口、間をつめまくった感じはありましたが、トレードオフかな。
ストーリーはまさに王道な感じをキッチリしてくれ、不満はありませんでした。それがSHROBAKOらしさ、という感じ。
ところどころはさまる、ミュージカル風なシーンも、これでもか、というくらいな作画で、みていて楽しかった。
まさに劇場版で、劇場版アニメのテーマを扱っているわけですが、それに恥じない出来だったと思います。
杉並、武蔵野が地元の私には、あ、ここだ!とニヤリとするところもあり、そこも楽しめました。
作り手として、やる気を出させてくれる作品でした!
仕事の大変さとやり遂げた時の感動に共感
普段アニメは観ませんが、知り合いに勧められて見た民放のアニメが素晴らしく、劇場版を観てきました。内容は秋葉系のアニメ映画とは違ってアニメ制作の葛藤や奮闘が描かれています。現実的な契約や発注元の軋轢があり、制作の大変さがリアルでした、他業種でも共感できる部分があります。とても感動しました。それぞれヒロインの恋愛も観たいですね。
抗う人たちの戦いの記録!
初めに「SHIROBAKO」について簡単に説明。
14年〜15年全24話で放送されたTVアニメです。あるアニメーション制作会社を舞台に、アニメ業界で働く人達の苦しみや喜びを描いた作品で、アニメファンのみならず幅広い人々に支持されました。その理由は、とてもリアルに業界の事を描いているからです。仕事のトラブル、人間関係、会社同士のいざこざ等、綺麗事じゃいかない出来事が丁寧に描かれ、それが多くの人に支持されてファンを集めたのでしょう。
そして今作はそれから4年後の物語です。
TV最終話でこれから輝く未来を期待していたはずが、会社の大きなトラブルによって経営が傾き、堕ちてしまいました。
主人公の宮森は、会社の状況から自分がこれから何をしたいのか悶々とした日々を過ごしています。そんな中、会社で劇場アニメを制作する話がきました。そこから再び、自分が何をしたいのか、何を作りたいのかという情熱を取り戻していきます。
今作は1本の劇場アニメを完成するまでに、多くの登場人物が出てきます。そして一人ひとりにドラマがあります。
情熱を失った人、同僚との関係が上手くいかない人、出来ない上司に翻弄される人等。
舞台はアニメ業界ですが、これは私たちにも当てはまる事でしょう。
仕事をする上で、様々な人と触れる事になります。その中で必ず合わない人がいるでしょう。
ですがそれをどう克服して、仕事を完成させるのか思考しないといけません。
誰もが完成させるまでにもがき、抗い、そうする事で仕事を完成させます。
今作の人々は誰もが、立ち塞がる壁に抗っています。
抗い、抗い、抗って、決して情熱を冷ます事なく戦って、劇場アニメを完成させようとしていきます!
仕事や生活、生きていく上で必ず壁にぶつかります。
そんな中でも、私たちは抗っていかないといけないのです。
これは、今を生きる私たちへのメッセージです。
リアルすぎて解りにくいので2度見推奨
P.A.Works お仕事シリーズ『花咲くいろは』に次ぐ2作目。制作者自身の業界、アニメ制作の根の暗い部分にスポットを当てつつ、必死にジタバタするミヤーモリとその仲間たちの悲喜交々をマニアックに綴るお話です。
業界ネタも交えて身内を描写する訳ですから、その細部がリアル過ぎるコマケー仕上がりです。但しソレが災いしたのか、1回見ただけでは何だかモヤッとした感触で、何とも言えない気分だったので、10日後に料金が割引になる日を選んで再鑑賞しました。
業界のイヤーな部分を描写したドキュメンタリー。直接描写がイロイロマズい場合はヘンテコな演出を用いてボカす手法も活かされています。前半の“低空飛行”状態のムサニの様相は『け◯◯レ』『W◯G!』のソレを彷彿させてて、その辺の業界事情は監督自身には経験お有りなのでしょうか?
作品としては一例でアニメ業界を描いたに過ぎず、社会には形こそ違えど似た様な事情や特有に存在する世知辛いブラックな面々があるのはご承知の通り。特に、好きな事やって金がもらえる〜のクダリは、周囲の無理解という寂しさと虚無感にはミゾオチに痛みが走ります。
そんな理不尽に冷水を浴びせられつつも、周囲に励まされ根性を据え逆境に立ち向かっていく様は、世間で働く色んな業界業種の人達に共感されそうな気がします。
ですが今作は、後半が若干微妙でした。
ミュージカル風に仕立てられた宮森の自信と決断、そこから以降の展開はトントン拍子で、前半のモヤモヤとは打って変わってのハツラツぶりは水を得た魚です。過酷で困難な仕事を抱える覚悟のワリにはジタバタがあまりなく、唯一の困難は契約問題だけ。
メンツ集めも交渉快諾、寧ろ能動的に馴染みの顔ぶれが集まり、それはTV版からのファンは喜んでいい部分です。とは言えTV版の様な万策尽きる描写はなく、その事情を補足するのが過去の制作中止問題で蔵に収納された案件の掘り起こしなのでしょう。
その扱いが少々淡白描写だったために、制作順調な根拠と云う裏打ちには些か不足に感じました。冒頭でこの事故を深刻に印象づけていれば、チョッと違った受け方になったかも知れません。
とは言えお仕事アニメとしての出来はマズマズで、アニメ業界に詳しくない人でも業界を紹介する内容としては普通に楽しめると思います。少々「岩浪サン」贔屓な気がしたのは自分だけでしょうか? 今作は監督自身が音響も手掛けてるみたいですが‥‥
庵野監督がチラ出した理由は不明です。
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