引っ越し大名!のレビュー・感想・評価
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まさに痛快な娯楽作品。笑って泣ける時代劇!!
【賛否両論チェック】
賛:引きこもりだった主人公が、仲間達と共に理不尽な国替えに立ち向かっていく姿が、まさに痛快。それに加えて、人々との関わり合いのドラマに感動もさせられる。
否:展開は時代劇特有のご都合主義で、ツッコみどころも多い。殺害シーンもあり。
家臣や家族全員で引っ越す「国替え」をテーマにした本作。引きこもりなのに何故か総責任者にされてしまった春之介が、親友や勝ち気なヒロインの助けも借りて、様々な困難を切り抜けていく姿は、観ていてまさに痛快で、これぞ時代劇といった印象です。個人的には高橋一生さん演じる源右衛門の、熱くて友達想いでそれでいて強い、そんなキャラクターが好きでした。
そして、泣く泣くリストラを行った春之介と、武士を捨て百姓として残ることになった者達とのドラマも、また感動を誘います。詳しくは実際にご覧になっていただきたいのですが、物語のラストも、それに関連してすごくジーンと来ました。
それから何といっても、やはり時代劇ですので、殺陣のシーンは不可欠です(笑)。クライマックスはこれまた痛快ですので、お見逃しなく。時代劇好きもそうでない人も、笑って泣ける娯楽作品ですので、是非是非チェックしてみて下さい。
文句なしに面白かった!
適材適所!それぞれのキャラが立ってます。
シナリオも面白かった。クスリと笑わせてくれたり、ホロリとさせてくれたり。
意外な役であーんな人が出てたり、NGのあの人が存在感たっぷり出てたり…存分に楽しめました。
本日2本目の図書係の映画
“かたつむり”とあだ名されている書庫番の片桐春之介。突然「引っ越し奉行」という役職をもらってしまい、超難関プロジェクトをまかされることになった、実話ベースの作品。現代社会にも通ずる、公務員や大企業の社員のつらさ。しかも、国替えとなったら家族も含めた民族の大移動。いや、巨大な集団左遷とも言えるのではないか。
町民に金を借りるところやお役御免の儀=リストラのシーン。特に小澤征悦のところが泣ける。何しろ2000人の武士のうち、600人を解雇せねばならないのだ。金銭面の苦労よりも人を切ることのほうが辛いに決まってる。加増されたらまた再就職と言われても、農業に従事させられるんだからなぁ。
そんなこんなで引っ越しが始まるや否や、アー〇引越センターでバイトした頃を思い出したのですが、姫路城内の柱という柱に竹を切ったものを巻いているシーンに、あ、「養生」だと、つらいながらも引越バイトが懐かしく思えてきた。すると、何ということか!積み荷に札を貼っていく何気ないシーンで「〇一二三」と数字が書かれているではありませんか!!!笑った・・・一人で。しかも、一瞬彦根城の橋も映ってるし・・・(笑)
何度も国替えさせられた松平直矩。生涯5度もの引っ越しをした大名だ。最後にはようやく15万石に加増させられ、農業に従事していた武士たちも戻ってくることになったのだが、途中死んだ藩士たちの名が刻まれた石碑に涙、涙。何とも素敵な作品でした。
結局は柳沢吉保の陰謀だったのか?最近はどんな映画にもLGBT問題が絡んでいるし、やっぱりこれか?年末にはまた忠臣蔵の作品も公開されるし、ヒール役の柳沢がどんな感じで登場するのかも楽しみになりました。
旬の俳優まつり!
って感じだった。笑いあり、涙あり、陰謀あり、恋愛あり、忠義あり、派手なアクションあり…とベタだけどみんな大好き!な展開が詰め込まれていて、その中で生きる俳優陣がみんなキラキラしてた。
期待しすぎたか
超高速参勤交代の監督の作品ということで、
かなり期待値が高い状態で見てしまったからか、
個人的にはすごく面白いとは思えなかった。
スターリーも意表を突かれるような事もなく、
夢中になるような事もなく2時間が過ぎてしまった感じとなってしまった。
つまらない訳ではないのだが…
現代な時代劇
サムライ大移動シリーズ第4弾(笑)このパターン飽きたぞ!と思ったけど、思いのほか楽しめました。随所に笑いがあり笑わせていただきました。丘みどりの登場はさすがに(苦笑)
ストーリーはヘタレ主人公を星野源が好演。こういう役はやはり似合う。高橋一生もカッコいいなあ。ミッチーはどうしとも、バカ殿に見えてしまう。
飛んでも系エンタメ時代劇(笑)審神者必見!
「超高速!参勤交代」とかその系譜の飛んでもエンタメ時代劇!
でも私はこの手の映画好きですよ。
春日太一氏、曰く
「時代劇は自由で何でも有り!」
本当にそうだ!史実も大事だけど
想像力は人間だけのもの!
自由に発想して楽しんで良いじゃない。
星野 源も高橋 一生も頑張ってるし
及川 光博も相変わらずのハッピーパワー(笑)だし
ちょいとオマケに向井 理も出てたりするし
高畑 充希も安定の強くて可愛い女性を演ってます!
楽しい作品が観たい方にはお勧めです。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
その星野 源と高橋 一生よ!!
なんで二人だけ月代(さかやき)になってないの??
なんか、人気者贔屓でヤダな〜〜と
最初のうちは思ってましたが、
後半、ああこの長い時間経過を表すには仕方なかったのかな〜
時代劇だからこそ、実は現代の問題である
公職者の汚職や不正や、つまらない見栄や
また世間の偏見や無理解を問題提起できるわけで
絶対に無くして欲しくないですね。
また時代劇は着物での所作や、道具や調度から
風習や言葉など伝統として無くなってしまったら
復活できないものばかりなので応援する意味で
硬軟どちらの作品もできるだけ観ますよ。
それと、審神者の皆さんにはおなじみの
御手杵が顕現前の姿で高橋 一生さんと大活躍します!!
審神者の皆様は必見ですよ(笑)
@お勧めの鑑賞方法は?
「楽しかった!是非劇場で!!」
中盤までまったり後半楽しめる映画❗
星🌟🌟🌟🌟お客さんけっこう入っているみたいですが…前半引っ越しに際してのバタバタが長すぎてちょっと退屈しました❗後半から実際に国替えで移動するあたりから面白くなりそこからはラストまで楽しめました❗主役の星野源は良かったのですが…高橋一生は思ったほど活躍しておらず主役を張るほどの俳優なのにちょっと可哀相でした❗妻役の高畑充希は存在感ありましたが…
良くも悪くもない感じでした
松竹系で最近時代劇に金銭事情を絡めたものが多いのはやはりウケるからでしょうか?
まあ話が面白ければ良いのですが・・・
今作で気になったのは、星野さんと高橋さんだけなんで髪を剃ってないの?(カツラ付けてないの?)というくらいなもので総じてツッコミどころもなく、というかいろいろ突っ込まれそうなことを削除していくと、良くも悪くも毒にも薬にもならないよね、と思いました。
芝居に文句ないし、歌をやたら歌って変な振り付け付いてて変だけど気になるし、けどなんかもっと活劇になるのかなーって期待していた自分もいるわけで。だから少し肩透かしですが、それは個人的な意見なので。
高橋一生さんがやたら楽しそうでした!凪のお暇も良かったです!
自由や権利よりも
自分たちの自由や権利よりも、
お上からの御達しが一番大事。
NOと言って戦うよりも、ただただ従うことを選択する。
入り鉄砲、出おんな、全国の大名が将軍のいる江戸に参勤して暮らす為の参勤交代、
欧州の暴君様達よりも組織ぐるみのシステマチックな絶対専制政治による都内での富の収奪。
東方のガラパゴス島の、
一見、天下泰平の世の中で、
民衆は牙を抜かれ、自主性も退化、
良いも悪いも約400年もかけて、
争わない気質も熟成されていったのかもしれない。
支配者層ではなく、
一般大衆層に文化芸術が拡散されていったのも、良かった事のひとつ。
そして、
そんな理不尽な命令に従っての、
引っ越しそのものをエンタテインメント。
平和が一番。
命をかけて闘う事が、かっこ悪いという、
江戸の【粋】。
ザンギリ頭を叩いてみても文明開化の音はもう聞こえない。
西洋のロゴスよりも、
東洋のレンマの時代。
粋こそが、21世紀のグローバルスタンダード。
引っ越し大名
なかなか愉快で面白い映画です。時代ものの映画と言えば、合戦もの、仇討ちもの、捕り物などが多くありますが、江戸時代の大名や家臣たちの一大事にスポットを当てた作品で、これまでの歴史感を変えるものでした。
主人公の選択が意外で、脇を固める高橋一生の役割が面白かった。最後のシーンの約束を守り迎えに行くところはジーンときました。
笑いありアクションもありで 丁度いい具合に最後まで楽しかった! 星...
笑いありアクションもありで
丁度いい具合に最後まで楽しかった!
星野源さんと濱田岳さん高橋一生さん
とても良いトリオで、たまに出るアドリブの様な台詞が笑ꉂ(ˊᗜˋ*)
高畑充希チャンはとてもしっかりとした芯のある声なのでリーダー格に向いてますね
歌もお上手♬(勿論丘みどりさんもです!)
あと漁師たちから奇襲されるシーンで
一瞬、私の大好きな作品の「忍びの国」のような動きになった気が...
関わりがあるかどうかは分かりませんが
あちらも少しコミカルな戦闘シーンでしたので
こちらではどういう展開かと思えば
鷹村が大活躍!
大槍振り回して熟女からの熱い声援(笑)
難しそうな時代劇と違って
とても分かりやすいので、老若男女問わず楽しめる作品です
なるほど
こうやって引っ越ししてたんだぁ。と言う感じ。色恋も途中のトラブルも、まぁ想定内。引っ越し奉行に焦点を当てたのはおもしろかった。こんなのもいたんだなぁ。そりゃいなきゃダメだよなぁ。二度目の抱っこでシネマ。初のユナイテッドシネマ新座。めちゃ空き空き。
書物の力で活路を切り開け!
安心して楽しめる娯楽映画
三谷幸喜映画的なのんびりした空気感で、特に大きな危機もなく、それが楽しくも物足りなくもある
主人公のサブカル感と、星野源のキャラクターはマッチしていて良かった
一方、高橋一生がムキムキ粗暴系侍を演じるのは、かなり違和感があった
ここは好みが分かれるかも
書物を知識として蓄積し、それを武器に難局を乗り越えていく、という設定はとても好きだったので、もっとそのアプローチで活躍するシーンが観たかったかなー
本読むこと大事
原作未読。高橋一生はこんな役もできるのかーと驚く作品。
歴史物なので単語単語に多少頭使いながらも、それぞれのキャラが引き立っているので理解しやすい。
上の言うことは絶対。無茶でも絶対。
頑張ったよくやったで終わらせず指南書を残す有能社員!自分のおかれた立場を考えて最大限の力を発揮する社畜!(社員でも社畜でもないけど)
本を読むこと大事。
ライトに。
楽しく気楽に、これぞ娯楽映画。しかもお勉強にもなって最後泣ける。
登場人物がみんな可愛い。向井理はあれでいいのか?笑。
高橋一生の時代劇はどうにも直虎を思い出してしまって脳筋な鷹村についていけなかったけど冷静に刀を抜く姿は萌えますね。星野源も良いです。滲み出るいい人感。
それにしても国替えは大変。
星野さん、高橋さん、高畑さん 素敵です。
大河ドラマをほとんど観ず「前向きな姿勢、過去を振り返ることを良しとしない」をモットーに学生時代から日本史・世界史の成績がすこぶる芳しくなかったため時代劇には触れないまま過ごしできたのですが、最近の時代もの(超高速参勤交代、居眠り磐音など)を楽しめた経験から「ミュージカル克服のつぎは時代劇克服」がここんとこマイブームです。でも予習は大事と小学校の時担任の先生からよく言われていたのでちょっとだけ調べてみました。原作は小説ではありますが史実に基づいたお話なんですね。生涯7回も国替え(引越し)をした松平直矩、色々と紆余曲折あったのでしょうが、本作品のごとく星野源さん演じる春之介のような参謀がいたのかもしれませんね。頼りない役をやらせたら右に出るものはいない星野源さん。億男でもいい味出してた高橋一生さん、顔を見ると思わず鶏肉が食べたくなる高畑充希さん、それぞれいい役者さんたちですね。星野さんはガッキーやら高畑さんやらモテ期まっただ中のようで羨ましい限りです!本題としては断捨離をしてリストラをつつがなく進めながら皆の信頼を失わない春之介(星野源さん)、時代を超えてのリーダー像として学ぶことが色々ありそうです。現代のサラリーマン社会にも置き換えられる深い内容でした。
※本題には関係ありませんがピエール瀧さん、出てましたね、いい役者さんなので残念ですね。でも作品に罪はないのでそのままの上映でよかったです。
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