「モダンエンタメ時代劇」引っ越し大名! bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
モダンエンタメ時代劇
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江戸時代の史実に基き、国替えをモチーフにした、泣き、笑いに人情の全てを詰め込んだエンタメ時代劇。そこそこ楽しめましたが、客層は、かなり高くて、純粋な時代劇を期待してきた方には、モダン過ぎて物足りなかったかも…。
今のサラリーマンも、転勤や左遷もありますが、当時の武士にしても、身分だけは優遇されていても、参勤交代や国替えと鶴の一声での一大事に対応するのも、ストレス溜まったでしょうね。
これも徳川の時代が長く続いた、大名を金銭面でコントロールする施策の一つだったのしょう。
星野源の引きこもり侍と高畑充希の気の強い娘役は、今回の作品にはまり役だと思います。高橋一生の役柄は、もう少し腕っ節の強さを感じる役者…鈴木亮平あたりの方がよかたったかな…。
脇を固める俳優さんも、なかなか良い個性を引き出していましたが、中でもピエール瀧さんの登場には驚きました。(笑)少しの出演でしたが、やっぱり存在感ありますね。飯尾さんも頑張ってたよ〜。
しかし、最近はLGBDが盛り込まれた作品も多くなりましたが、何もこんな時代劇にまで、笑いの為に取り入れる必要はないと思いました。
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