「んー、俺はそんなに、」こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 けいさんの映画レビュー(感想・評価)
んー、俺はそんなに、
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賛否が分かれる作品かと思う。
俺は「否」の方、かな。
デリケートなテーマだし、話もわかる、でも、その流れにムリがありそうな、自分がその場にいたら対応できないだろうなって、入り込めなかった。
そんなうまいこと、そんなんで楽しめないでしょ、ボランティアもそこまでやれるもんでもないでしょ、とも、自分がひねくれてるのか、そう感じてしまうとこも多々あったり。
実際にそこまで携わった人もいた「実話」でもあろうけど、たまたまこのケースが取り上げられただけでもあり、こういう映画になっただけでもあり、実際はもっと過酷だったり深刻な状況もたくさんあろうし。
自分がかわいいとか、障害をもった人に対して、とか、考えようによっては深くもとらえられはするけど、俺はこの映画でそこまではなれなかった。
「美談」にしようと思えばできる、「見てる人に投げかける」とか評価できよう、でも、なんかホントの意味での賛同も感動も俺はできなかった。
あえて明るく、お涙頂戴みたいしてないのはいいけど、終盤一気に7年たって亡くなったあとになってたのも、あえてそういう展開にしたくなかったからか、でも、なんかそこまでスッキリするような作品ではなかったかな、と。
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