「究極のわがまま」こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 酷評zeroさんの映画レビュー(感想・評価)
究極のわがまま
周りに迷惑をかけないようにしなさい。
子供の頃や社会人になっても言われたりする言葉。この言葉を聞くたびに、うんざりしたりして世界が狭くなっていく感じがして、反抗したり強がったりだんだんと出来ることが少なくなっていく感じがしたのを覚えている。でも、この作品の主人公は、狭い部屋にいながらまるで世界を何周もした人が語る
生き方について
くらいに響いてくるものがある。彼のわがままは、ただのわがままではなくて、命を預ける代わりに周りが気を使わなくていいように思ったことを言っているような気がする。そこに、人間として奥深さを感じる。
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