「命がけのワガママ」こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
命がけのワガママ
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筋ジストロフィーて、余命10年と言われながらも、30年も生き抜いた鹿野さんの実話を、鹿野さん本人だけでなく、ボランティアの視点でも描かれています。
最初は、あまりのワガママさに、美咲が言った「障害者なら何を言ってもいいのか?」の言葉に納得している自分がいましたが、次第に彼の「生」へのこだわりに、エールを送っていました。
きっと周りのボランティアの方々も、自分が支えているというより、鹿野さんと一緒に生きている感覚だったのかもしれない。多分、僕には難しいことだろうけど…。
高畑充希は、相変わらず、こういう等身大の素の女性の役柄は、一つ一つの仕草の可愛らしさが引き立ちます。
あそこで、指輪を差し出されたら、女性としてどうするのだろう…。美咲が受け取らなかったのは、正しい判断であったと思うのだけれど…。
大泉さんは、この役の為に10kg減量したとか。鹿野さんの役にはピッタリの安定感をかんじました。
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