「もはやガンダムじゃない」機動戦士ガンダムNT chaiさんの映画レビュー(感想・評価)
もはやガンダムじゃない
昨日公開のガンダムNTを朝から見てきました。
UCから続くストーリーとなるのでとても楽しみにしていました。
劇場は満員です。ほぼガンダム大好きな人達ばかり。
当たり前ですが(笑)
ストーリーが始まるとすぐにプルの話かと分かります。
強化人間とニュータイプ。
今まで語り継がれてきた展開。
序盤はこれはどこに着地していくのかと思いながら見だしましたが、先ずは映像の酷さが目立ってこれで良いのかと思いながら見てました。
インタビュー記事を読んで手描きの揺らぎとCGの融合を心がけて作ったとありましたがこれは酷すぎ。
手描きの良さが全然ありませんね。
終盤に向け展開していきますが、これがガンダム?
ニュータイプ、人の革新を描いてきた本来のガンダム?
もはや超能力者、超人同士の戦い。
人の革新はこうも急変に起こるのかと疑問でなりません。
ここまでくるとガンダムを愛してきたファンを置き去りにしているとしか思えない。
ところどころインサートされる過去のテレビ版の映像がますます安っぽく感じてしまう。
ガンダムという売れる商品をどんな形でも出し続ける性がこのような駄作を作ってしまう。
残念だ。
来年公開の「閃光のハサウェイ」がこの様な残念な作品にならない事を祈ります。
ガンダムでは当たり前になっているビームサーベルのつばぜり合い、Iフィールド、ミノフスキークラフトなど、初めから現実不可能な世界観で構成されています。
トンデモ設定は受け入れる寛容性はあるのに一部分だけ認められない了見の狭さが意味が分かりません。批判するならガンダムそのものを批判しましょう。
にゃんにゃんねこじろう様、
世界観が全然違いましたね。
ここまで急激に変化するはずないです。
僕的にはSWみたいに感じてしまいました。
実現可能な世界で描いて欲しかったですね。
①世界観がまず違う。
②エヴァっぽいですよね。
③冷凍睡眠自体が実現不可能です。
④https://ja.wikipedia.org/wiki/コールドスリープ
一方で、生命を保ったまま人間を冷凍させる技術、長期冬眠をさせるための技術は確立していない。
実現不可能化世界観を富野監督は作りません。