「いいゾンビ映画でした。」がっこうぐらし! Sue Cat Boyさんの映画レビュー(感想・評価)
いいゾンビ映画でした。
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原作ファンから当然のごとく総スカンを食らっていて、
なおかつ買ってきたキャベツが畑に実ってる画像拡散など、
前評判らしいものが何も伺えないまま、、、
ただ、チラシなどのイメージで「日本のゾンビ映画の新作」と単純に思い込んで言い聞かせて観に行きました。
ラストアイドルをファーストシーズンはずっと見ていたので、
あらら、やっぱり勝ち上がった7人そのままの出演はないのね、、、とは思っていたもの、
この4人に出演を絞ったのはそれなりの理由があるのかも知れません。
(ファーストシーズンを勝ち上がった中の、脱退した一人は女優志望だったのにね、、、)
冒頭の数分は「これいつまで見るんやろなあ〜」と不安になる学園ドラマですが、
(「来る」のクッソ退屈な前半のようなものを恐れた)
扉を開けた瞬間から映画の質がガラッと変わるところは、
唸らされました。あれはいい。
主要4人の背景を始めのうちに語りきらないのはテンポよく進めるのには当然で、
途中迷いが出ながらの1人1人の人物像を掘り下げていくのは良かったです。
スコップのフルスイングがとにかくツボでした。
血しぶきが上がらないところ、ここはケチってほしくなかったなあ〜
特殊メイクにばかり予算がかさんだわけでもなかろうに、、、
ラストは学校からの卒業にからめて泣かせにきました。
この持ってき方は気恥ずかしくもあり、
主役の子たちの、マジ泣きだろう涙も美しかったのです。
原作ファンの皆さんには必ずしもオヌヌメはしませんが、
ゾンビ映画を好む皆さんはご覧になられては。
主役の子たちは可愛らしいです。
血しぶき飛ばないところはマイナスポイント。
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