劇場公開日 2018年11月17日

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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリーのレビュー・感想・評価

全141件中、81~100件目を表示

4.5A GHOST STORY

2018年12月23日
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鑑賞方法:映画館

このタイプの映画は初めてだった。
音と表情で読み取る。なにもかもが綺麗だった。
音楽と映像の兼ね合いが素晴らしい。

1つのシーンが長くて飽きてしまったのもあるけどその1つのシーンがその人物とさの気持ちなんだ。と考えたら涙が止まらなかった。

すべてが美しかった。

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れな

3.5無念の昇華

2018年12月22日
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鑑賞方法:映画館
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everglaze

3.0思いの外芸術性高し

2018年12月22日
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鑑賞方法:映画館

前情報は入れたくないたちなので、もっとストレートな愛の物語を勝手に想像していたら、うちのめされました笑
前半は限りなくスローに始まり、かと思ったら後半から急展開の連続。「時」に関するテーマがひとつあったような気がしたんですが、そのテーマの奥を理解することは1回観ただけでは到底不可能でした。なので、この映画についてひとに聞かれたら、「わけわからん」としか答えられません。なのに、すごく心に響きました。
頭では理解できないです。心が受け入れられるかどうかなので、完全に好き嫌い分かれます。だから、こんなに評価が高いのは不思議です。確実に言えるのは、映画慣れしてない人にはおすすめできません。

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ちかし

3.5ただの恋愛物じゃない

2018年12月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

ア・ゴースト・ストーリー見ました。死んだ男が幽霊になって恋人を見守る話です。しかし恋愛映画という言葉じゃ足りない壮大な展開が待っています。人間ってなんだろう、運命ってなんだろう?と余韻に浸れる作品でした。

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A.TAKE

4.5大草原の小さな家

2018年12月19日
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鑑賞方法:映画館

 夫Cが死んでからしばらくは妻Mを定点カメラの長回しする手法もあり(特にパイを食べるカット)、どことなくヨーロッパ的な印象もあったのだが、幽霊となったCが柱の溝からMの書いた紙きれを穿り出そうとする辺りから雰囲気が変わった。いきなりのブルドーザーの乱入により住まいは壊され、時は流れ、再開発地域となったのだろうか、巨大な企業のビルが建ってしまう。それを嘆いて幽霊が自殺!?いやはやとんでもない展開だった。

 時間がループして同じ場所だと思われる大草原。そこに現れたのが『大草原の小さな家』に出てくるような開拓者の家族。しかし、いきなり弓矢によって一家惨殺・・・ちょっと待って。人種差別に繋がる表現があるかもしれないので、ここはよくわかりません。

 急速な時間の流れは逆に考えると、幽霊側の認知、記憶がぼやけてしまってるかのような隠喩。隣家の幽霊とあいさつを交わしたときにも「誰を待ってるの?」「わからない」といったやりとりがあった。幽霊として長く生きていると、当然頭も回らなくなってきて、記憶も途切れ、ぼけてくるはずです。ポルターガイストごっこをするのもボケたじいさんが暴れてるようなものだったのかもしれません。妻を想うあまり、新住人を追い出せば妻が戻ってくるんじゃないかと単純な発想しかできなくなっているような・・・。

 天文学の知識をまくし立てるおじさんの言う通り、天文学的時間で考えれば何もかもが無駄に思える。そんな厭世的な発想も時間ループで愛を貫けば問題は解決するのですが、幽霊が二体になったりと、新たにタイムパラドックスも発生。ここまで来れば、もう大満足です。紙切れを見つけた途端にしぼんで消えるラストもシュール。こんな作品も世に出すA24はあなどれないなぁ。

 ちなみに以下が監督が影響を受けた10の作品です。
『千と千尋の神隠し』(2001)、『ポルターガイスト』(1982)、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(2013)、『オルランド』(1992)、『ブンミおじさんの森』(2010)、『ジャンヌ・ディエルマン』(1975)、『闇のあとの光』(2012)、『Old Joy』(2006)、『楽日』(2003)、『River of Fundament』(2014)

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kossy

5.0オルフェオとエウリディーチェだ。

2018年12月18日
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鑑賞方法:映画館

「地獄のオルフェ」「オルフェオとエウリディーチェ」の物語がベースにあると思われる。

妻を亡くし悲しむオルフェを、可哀そうに思った神々。
オルフェは妻を取り戻す為に、黄泉の国に行くことを許される。

しかし黄泉の国から妻を助ける際に、オルフェオは決して妻を振り返ってはいけないと言われる。

しかし不安なオルフェは、ついつい妻を振り返ってしまう。

妻は息絶えるが、愛の神は「誠の愛」が証明されたとしてオルフェオとエウリディーチェを助ける。

しかし助けると言っても、二人とも天に昇っていくので行く先は想像できると思う。

本作の夫Cは妻の愛を確かめに帰るが、それが見つかるまで天には昇れない。しかし最終的には、夫Cも遅れて妻Mと同じ場所に昇ったと解釈した。

台詞は殆どないが、これほど登場人物たちの気持ちが伝わる作品はないと思う。素晴らしい。

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ジャージー夫人

3.0変化のない画面が延々と続き、何度か寝落ちしてしまいました。 どのく...

2018年12月18日
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変化のない画面が延々と続き、何度か寝落ちしてしまいました。
どのくらい寝てたかも分からず評価出来ません。。

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やまぼうし

4.0内省的な人向けかな?

2018年12月14日
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悲しい

知的

難しい

映画冒頭に流れる「ヴァージニアウルフの引用」と中盤のプロット「若ハゲ酔っ払いの長い独白」が鍵だと思います。そのなかで、宇宙の生成や音楽の意味等々が下地として見えました。
解釈は人それぞれでしょう。その方々の経験、ものの考え方で決まると思いますが、あくまでも範囲は同じで種差のある解釈値になるのかなとの印象です。それほどかけ離れた解釈とはならないでしょう。
私には昔の映画「惑星ソラリス」を思い起こされる匂いを感じました。

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Sun East

4.0タイトルなし

2018年12月13日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

時を駆ける地縛霊の物語。地縛霊という考えがアメリカにあるのか知らないが。

序盤はとにかく眠い。淡々としすぎていてキツい。でも中盤に入ると思いがけずめくるめくタイムリープが始まって飽きないし、先が気になる。アングルを切り替えるたびにバンバン時系列が動いていくスピード感とカメラワークが気持ちいい。「シーツをかぶった幽霊になった男が、遺してきてしまった妻のもとに戻る」というあらすじやポスターから全編抑えたトーンになるかと思いこんでたんだが。物悲しそうな印象を持っていた幽霊も結構不気味だったり、良い意味で予想を裏切られた。

終盤は何で急に過去に戻ったのかよくわからない。最後は同じ空間に主人公が二人いるじゃんとも思う。ただラストシーンのキレの良さと、ちょっと謎めいた余韻が気に入ったので許せる。言い出したらきりがないし。作中で何回か流れるI Got Overwhelmedも雰囲気に合っているし良い感じ。残した紙切れには何と書かれていたんだろう。

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zhiyang

4.0面白かった

2018年12月12日
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お化けの目線に感情移入させるように演出しているので全く怖さはない。長いながーいカットも、好きな人の写真を飽かずに眺めている的な感覚になる。ルーニー・マーラ美しい。

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どんぐり

2.0切ないのかな。

2018年12月10日
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鑑賞方法:映画館

切ない話し、なのかな。よくわからない話しでした。題名の通りなゴーストのストーリーなんだけど巡る話しが時代を超えすぎててピンとこない。あと、長すぎるワンシーンが多すぎて眠くなったりもしてしまった。残念。

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peanuts

2.0シュール

2018年12月10日
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鑑賞方法:映画館

難しい

ひたすらに静か。
彼女がパイを食べてるところが一番リアルでグッときた。
DVDでいいかな。

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まぴお

5.0なんとなく気になっていた 幽霊みたいに

2018年12月9日
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この映画をようやく観た。
なんと言えばよいのだろう。この映画
ただ見終わって あの「いい音楽」を聴いた時に出てしまうニヤケsmileが出た
これはSoulにくる映画 Soul movieなんだ
そして、そんな映画がアメリカで増えてきた。 80年代のアメリカ映画と言えば ほとんどハッピーエンドのポジティブ 90年代に入り 救いなきネガティブエンドが増えてきた そして今 ネガティブでもポジティブでもなく 「今―現実」の捉え方の「提案」するようなアメリカ映画が増えてきている
そう メッセージを強く押し付けるのではなく どうですか これ?といわれているような 俳句のような…
セリフの少なさもあって 長いミュージックビデオを見たようだった

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UTA

3.5夫がゴーストになった理由

2018年12月9日
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評価が難しい。

一軒家に住む若い夫婦。しかし、夫が死に、彼はゴーストになる。
予告編の触れ込みでは、夫のゴーストが残された妻を見守る、「ゴースト、ニューヨークの幻」のような話かと思ってたら違っていた。本作のゴーストは「人」ではなく「場所」に憑くのだ。
妻は間もなく、夫婦で住んだ家から引っ越してしまう。
家には夫のゴーストが残る。
なので途中から夫婦役のケイシー・アフレックとルーニー・マーラの姿を、ほとんど見なくなる。まあ、ケイシー・アフレックはシーツの下にいるのだけれど。

1シーンが長く、セリフや動きもほとんどない、ストーリーもほとんど起伏がない。
主人公はゴーストだからなんだが。
正直、退屈だ。
退屈ではあるが、ラストには心を揺さぶられる。
そこには鮮やかな伏線の回収だけでなく、作り手の死生観や時空というものへの解釈があって、面白い。

夫はなぜゴーストになったのか。
夫は不慮の事故で死んだのだが、死の直前、夫婦には、この家から引っ越すかどうかで小さないさかいがあった。
幼い頃から引っ越しが多かった妻は、引っ越し時に、家の壁の隙間などにメッセージを残してきた、という話を夫にしていた。
夫を亡くした妻は、この家から出ることを決めるのだが、彼女はこれまでと同様、家の中に小さな紙片を残して出て行った。
ゴーストは執拗に、この紙片を探る。
そう、夫は妻の想いを知りたくて、この世に残ったのである。

妻は夫を喪った。
しかし、夫もまた妻を喪ったのである。
そして夫はゴーストゆえ、話すことも出来ない。
痛切である。
そして、映像は美しい。

あと、ルーニー・マーラは薄幸な役が似合うね。

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しろくま

5.0いや、これは泣くでしょ。

2018年12月9日
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ghostどうしの会話、家に縛られ動く事のできないghost、壁に埋められたメッセージ、愛する人に贈る曲。全てが泣ける。
僕らは今しか知らないけど、きっと今と同じように歴史の中で人は出会いと別れと生と死を繰り返してきた。
音楽も素晴らしいし、ケイシーアフレックとルーニーマーラーの演技も最高!

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take

2.0お化けに一言位喋らせろよ!

2018年12月8日
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解説もお化けのセリフ 音響効果無し
手抜きか?目的が無くなったら消滅 単なる成仏出来ない迷惑な浮幽霊の物語!アマチュア自主映画等でありそうなメジャーで1800円で観る作品としてはどうかと?

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ゆたぼー

0.5何か古くさーい

2018年12月7日
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20年前の美大生が作りそうな映像ですね。映像がダサいだけでなく、オーバーオールハゲがしゃべってる内容が薄くて聞いてて恥ずかしいこと。皿投げる能力あるなら壁カリカリやるより効率いい方法思いつくんじゃないの?とか重箱の隅つつきたくなっちゃうくらい暇な映画でした。千円で見たのがせめてもの救い。

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柴犬泣太郎

2.5チョイ役

2018年12月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

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労働4号

5.0静かに涙の出る映画。

2018年12月5日
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もしも自分が最愛の人を残して不意の事故で死んでしまいゴーストになってしまったら。
映画「ゴースト」では霊媒師のウーピー・ゴルードバーグを挟んでゴーストと残された彼女とのラブストーリーを感動的に描かれていたが、「ア・ゴースト・ストーリー」は白いシーツを被ったケイシー・アフレックがただ佇むだけ。
なのに、静かに涙が出る。
ケイシー・アフレックとルーニー・マーラーを主演に前作「セインツ 約束の果て」で高評価を得たデビッド・ロウリー監督。
少し散漫になる前作と比べて、この映画は何回も見返したい。
この三人はこれからも定期的に映画を作ろうと約束しているらしいので、これからも楽しみ。

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Ishikawa Pero

3.5この作品に通底する無常感は正に東洋的だと感じました

2018年12月5日
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妻Cを残して事故死した夫Mが幽霊に姿を変え妻の帰還を待ち続けるファンタジー作品。動きやセリフが本当に少ないのに、長いワンショットを多用していますので、観る側もそれなりの忍耐と覚悟で臨まないと途中で脱落しかねない難解な作品です。正直私も観終った直後はちんぷんかんぷんでした。しかし一晩明けて思い返すと、この作品は実は時空を超えたある種の哲学を語っているような気がするのです。Mはなぜ幽霊に姿を変えてまでして自宅に戻って来たのでしょうか? 勿論、愛する妻Cを見届けたい気持ちがあったからでしょう。しかしそれならば、彼女が家を出て行ってしまい、新しい住人が住みだしてからも彼がその家に居続けたのはなぜか? ひょっとしたらそれは、自分が生きた証左や足跡が後世に残ることを彼が見届けたかったからではないか、と言うのが私の解釈。しかし時間の流れは残酷なもの。新しい住人たちは勿論のこと、ましてや、家の在った場所に建てられた新しいビルで働く人達はもはや彼が居たことすら知る由もありません。でもそれは至極当然ですよね。人は一旦屍となってしまえばもう風雨に打たれ土に還るしか無く、私達人間はそのような営みを、西部開拓時代は勿論のこと、何百年・何千年にも亘って延々と繰り返してきたのですから。幽霊になったMがそのことに気付いた時、あるがままの自分を受け入れることが出来、幽霊であることを止めたのではないか?、ちょっと東洋的過ぎるかも知れませんが、そのように思えました。そう言えば、この作品の監督が撮影に当たって参考にした映画の一つに「千と千尋の神隠し」を挙げておられるのですが、成る程、幽霊姿のMの風貌はどこか千と千尋のカオナシに似ているようにも見えましたっけ。

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