「情報を入れずに観たら」幸福なラザロ カルカソンヌさんの映画レビュー(感想・評価)
情報を入れずに観たら
情報を入れずに観たら、NHKのBSでイタリア田舎ドキュメンタリーを途中から見始めたような感覚に。
16ミリフィルムでの撮影も相まって、この集落の生活に寄り添えました。
途中からの展開はファンタジー、観るものを置き去りにして遊んだ監督。
復讐しても不思議ではない相手タンクレディを住処に招き入れたり、タンクレディからのご招待の嘘にガッカリするも超高級菓子を置いて帰る一行。
神の祝福の音楽がついていく。
聖書の貧しさと復活の人として知られるラザロという名前の少年を軸に、視聴者をリード(ミスリード?)していく。
これは何だったんだ?という余韻が楽しめるか、腹を立てるかで評価が異なる作品と思います。
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