劇場公開日 2019年4月19日

  • 予告編を見る

「神の御心しだい」幸福なラザロ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5神の御心しだい

2019年4月22日
Androidアプリから投稿

悲しい

山間の小作農業で生計を立てる貧しい村で暮らす人達とラザロという働き者の青年の話。

小作制度は廃止されているにも関わらず、それを告げず村人から搾取し続ける地主の侯爵夫人。
大人しく働き者なのを良いことに、村人から何でもかんでも用を言いつけられ労働力を搾取されるラザロ。自分で働き者と言っちゃうのはポカーンだったけど。

侯爵夫人の息子に狂言誘拐に付き合わされたり、自身の思想はないのか…中盤まではただ良い人というか都合な良い人という感じだったけど、最後にはそんな感じはふっ飛んだ。

ファンタジーであり、そのくせヘビーな感じで良い意味でのモヤモヤもあって面白かったけど、ちょっと唐突な感じもあって深くはハマらなかったかな。

Bacchus