劇場公開日 2019年3月22日

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ブラック・クランズマンのレビュー・感想・評価

全279件中、161~180件目を表示

4.0今また再燃する根深い問題。

2019年4月7日
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グリーンブックと同じくこれまた人種差別をテーマにしたアカデミー賞映画。
何でみたのかは覚えていないが、幼少時にKKKとは白覆面で十字架を燃やす組織というなんだかやばそうな集団だという記憶が刻まれているが、その白人至上主義のKKKが今まさに復活しようとしているらしい。トランプ政権の誕生にも見られるアメリカの分断の一欠片なのでしょう。
主人公はやたらハートが強い黒人刑事でひょんなことからKKKのおとり捜査を始め、おとり捜査は電話係の黒人とリアル班のユダヤ人で分担作業。めちゃくちゃコメディっぽい話なのだけどどうやら実話らしい。KKKには当然やばい人たちもたくさんいてドキドキハラハラです!

基本的に単一民族しかいない日本では色による人種の違いもなければ、さほど宗教による強い差別もないのでわかるようでおそらくわかってないですが、とても根深い問題だなと感じさせられる点でもとても良い映画でした。

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なつお

3.5KKK団

2019年4月7日
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鑑賞方法:映画館

実はKKK団の事を良く知らずに、映画を鑑賞。わかったようなわからないような感じだったが、最後のシーンで現代アメリカの闇のようなものが分かった気がした。もちろん、スパイク・リーそのものの題材映画であったが、音楽や雰囲気はタランティーノ風でもあった。ディノスシネマは6月で無くなるが、40年前の高校生のころからスガイビルの札幌劇場やシネマエイト、シネマ11で映画を観ていた自分としては、このようなメジャーとマイナーの間の作品はどこで放映するのか不安。帰りに呑んで帰るのもラクだったのに。

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hanataro2

4.0最低!最高!映画。

2019年4月7日
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中盤のあの的とか、してやったぜ!と思いきやのラストとか、映画を娯楽にしない地続きで体感させられる感じ。
グリーンブックとセットで観ると良いです。

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Peinyo

3.0米国の人種問題の深さ

2019年4月7日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

改めて人種問題の難しさを認識させられました。
全体的に重いテーマをバディムービーっぽく構成しているのは理解できるが日本人には身近に感じる事ができないので感情移入できず、少々冗長な流れに感じてしまった。政治的な映像の必要性にも疑問を感じてしまう。

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タイガー力石

4.0外さないが嘲笑う

2019年4月7日
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鑑賞方法:映画館

賞レースで怒鳴ったとかはどーでも良い。てか、少しゲンナリしてしまう。
それでも、今作はスパイク"マイルド"リーですよ。なんて言われると気になるし、何しろ内容がオサワリだけでワクワクする。
で、やっぱりワクワクが止まらなかった!王道を準えながらも茶化してみたりしつつ、それでも気持ちの良いバディものであることを失わない。
なにかに言っても、映画大好きなんだなーこの人(笑)。って感じで楽しめました。何かが響けば良いんだ、伝えてはおくが今は楽しんでくれ。でしたね。

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lynx09b

3.0今描きたい素材であることはわかるけど

2019年4月6日
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鑑賞方法:映画館

久々のスパイクリー作品。アメリカの人種問題をアグレッシブに描いてきた監督が、まさしく今描きたい素材であることはわかる。
舞台は70年代だが、映画が終わっても、現代につながっていることを示すドキュメンタリー映像が生々しい。
ただ、この素材であれば、サスペンス&アクションでぐいぐい引っ張ってくれるのを期待していたが、メッセージが前面に出過ぎた感じ。ロンの心情(なぜ警官になったか)、フリップとの交流(バディムービー的な)も描いてほしかった。
それにしても、「国民の創生」のエピソードはショッキングだった。

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山の手ロック

4.5「傑作」と評するか、「ケッ作」と評するか

2019年4月6日
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りゃんひさ

4.0愛に満ち満ちた作品だった

2019年4月6日
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鑑賞方法:映画館

スパイク・リー監督は初鑑賞。
序盤は目を覆いたくなるようなひどい差別に「こんな流れで最後まで観ていられるのかな?」と若干心配したものの、徐々にテイストがわかってきたのとひどい差別の中にシニカルなジョーク、ブラックユーモアを巧みに織り交ぜてくるから続きが気になって結局最後まで、のパターン。

最後まで観た感じたのは「人類愛と共存」を訴える、とても愛に溢れる作品だったってこと。エンディング間際に流れるリアル映像はひどい…。そんなものを世の中から無くしたいという祈りに感じられたし、自分もそれに同意するから自己評価は高め。

スパイク・リー監督の他の作品も観てみたい(*´ω`*)

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らまんば

4.0久しぶりにシャンテシネマに来た。 昔はオシャレと思ったが、今は座席...

2019年4月6日
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笑える

興奮

知的

久しぶりにシャンテシネマに来た。
昔はオシャレと思ったが、今は座席間隔も狭く感じられて首が凝ってしまう。

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nobu

3.5では如何したいんだと問いたい

2019年4月5日
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アメリカらしい映画
映画的には、黒人とユダヤが協力してK.K.Kのテロを辛うじて阻止する映画

問題提起は良くある風景のように思える。

結局はアメリカが1番が強すぎると、根が腐るってことかな?

差別主義者と言うことではどっちもどっち。
黒人にも変えられないし、勿論白人でも抑えられない。

これは人間の欲の問題。
欲を満たすために人間は争う。そういう生き物だからしょうが無い。

問題提起で終わるが、ではリーはどう考えているのか?

いつも問題提起で終わるが、作者の考えは発して欲しかった。 アメリカ国旗を逆に為ても其所描くべき。
何処の地域でも多かれ少なかれあること。
根絶目指しているのか?

頬同一民族な日本でも起こるんだぜ!
どうするんだ?

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snow

4.0政治的すぎるかな

2019年4月5日
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怖い

興奮

知的

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町谷東光

3.5君こそ真の白人米国人だ!

2019年4月5日
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鑑賞方法:映画館

もう少しコメディタッチかと思ったら、案外シリアスだった。
KKKの憎悪の対象である黒人とユダヤ人の二人が潜入捜査をするドキドキ感は見事なエンターテイメント。コロラド警察初の黒人警官ロン役ジョン・デビッド・ワシントンがいい。結構かっこいい。頭が切れる。だけど、時折見せる黒人の憂いの表情が問題の根深さを物語っている。
しかし、個人的にはラストのイタ電的なやり取りは痛快にはなれず。そして蛇足的に思える映像。そこを理解するのは当事者たちでこそなのだろうな。

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栗太郎

4.5鏡像であり、陰と陽、虚構と現実

2019年4月5日
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スパイクリーの世界に向けたメッセージが伝わる内容だった。
黒人側が白人側騙してざまぁ。みたいなくだらない媚びた反差別映画でなく、白人側は"kkk"、黒人側は"ブラックパンサー党"、ちゃんと黒人側にも武装を焚き付ける人がいて、おまえらと同じように白人を差別してるんじゃない?タイトルのkkkはブラック側にも内包しているぞとばかり。
主人公のロンは黒人でありながら終始フラットで自立した人、一部の過激派がもたらす"思想"でなく、"行為"に対して、きちんと"知性"で、口で、法によって対処する。
肌じゃなくて、他を犯す"行為"が悪だ。
.
そして時折ぞっとするようなこちらの世界に向けての画面構成。
はじめの演説時の間にいくつも現れる無表情な顔。後半で語られる黒人燃やし事件の写真を持ってあからさまにこちらに向かい整列する面々。
最後のながーい廊下スライドからの現実叩きつけ.
.
コメディタッチで見やすく、なんなら笑わせるくらいのエンタメに仕上げて、最後にはガツンとパンチくらわせるメッセージ.
映画、エンタメという虚構は終わり、現実に向けて行くという素晴らしい流れ

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チャンプ23

4.0No Space For Hate

2019年4月4日
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叩きつけるメッセージ。潔い。こちとら黄色人種。ずしずしと響く。カーマイケルのスピーチを完コピ。力がこもる。
受け容れる余地のない白人達。それぞれキャラのクソぶりが際立つ。ポールハウザーの阿保面はもはや名人芸。アシュリーアトキンソンのデブ加減。全て生首のように晒される。
潜入捜査部の和気あいあい感は、話の展開にポップ感を出すためには必要だったかもしれない。実際はそんなに軽くないはず。ぶち当たる壁の多さ。駆け上がるように現代にかぶさる。

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Kj

4.0喜怒哀楽全て

2019年4月4日
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久々にスクリーンで観たSリー監督の最新作。重いテーマなのにちゃんと笑わせるシーンも挟んできて完成度は高い。主演は何とDワシントンの息子😲親子で才能、あるんだね。エンディングは殿下の曲が流れてきてお腹一杯。最後に流れる現代の紛争シーンが痛い。

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sanojapan

3.0トランプへの怒り

2019年4月4日
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Scott

4.0エンタメなのに、考えさせられる…

2019年4月4日
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知的

スパイク・リー監督の作品は、「マルコムX」と「インサイド・マン」しか観ていなかった。もっと人権主義の色合いが濃い作品かと思っていたが、サスペンスや恋愛も描かれていて、すごくおもしろかった。それでも、未だ差別や迫害が続いているのも確からしい。考えてみたら、4作続けて事実に基づく映画を観ていた。人間が頭で考えるより実際に起きた出来事の方が興味深いということなのかな? デンゼルの息子は、体も小柄だし、父親のようなカリスマ性はないが、しっかりと演じていた。アダムは、アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされたが、「スター・ウォーズ」のカイロ・レンと同一人物とは思えない普通の人感がよかった。残念ながら、私には黒人の言い回しと白人との違いはわからなかった。また、白人の中でもユダヤ人に対する考え方はまた違うということは知らなかったので、その根深さに驚きを禁じ得なかった。 スパイクも年をとったことで、いい意味で角が取れて、万人向けの映画を作ることができるようになったのかな? 有意義な時間を過ごせてうれしい。

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瑞

5.0BLACK POWER

2019年4月3日
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KKKの団体は白人が最も優れた人種だと考え、他の有色人種(ユダヤ人を含めた)は劣っているという考えがある。そんな”優れた”白人が”劣っている”黒人にまんまと騙され侵入を許したのである。本当の劣化人種はどちらでしょか。自分が別にどの人種が良いか悪いかを言いたいのではなく、つまり人種というひとまとまりで全てを決めるのはどうかと言う話であるのだ。

映画でも言ってたようにロンが人種差別をする警官は少ないと答えたがパトリスは一人でもいたら駄目だと。

黒人の奴隷制度は確かにあり、許されざることだが、こちらの場合もある大富豪が沢山の奴隷を雇い悪事を行なっていたわけであり、多数の人がやっていたわけではないのである。

つまり何が言いたいかと言うと、悪というのは脳に染まりやすいものであり、一人でもやってしまうと全てを崩してしまうのである。

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生きる侍

3.0デフの構成員

2019年4月3日
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ポポブラジル

3.5k k k そんな組織があったのね…!

2019年4月3日
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日本人からしたら人種問題はどこか他人事のように思えるけど辛い歴史があってまだ未解決な所も多い問題😰
気持ちを想像しながら観たがきっと50%も理解出来ていないだろう…。
この映画は一人じっくりと観るのに限る。

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ひまわり