「スパイク・リーという作家性」ブラック・クランズマン ぴゅあるさんの映画レビュー(感想・評価)
スパイク・リーという作家性
クリックして本文を読む
KKKという昔からテレビなんかで聞いたことはあるけど、実際何やってるのかよく分からなかった秘密結社と、そこに潜入する黒人刑事のお話。
黒人差別という重いテーマを時にドシンと、時にコミカルに描いている。見ていて凄く自由だなという印象を受けた。
KKK内の小悪党たちの間抜けさとか、最高幹部との電話シーンとか、キャラクターの魅力と人間関係の面白さを存分に表現している。
ラストの派手なアクションの後、めでたしめでたしで終わるかと思いきや、まさかの現在のドキュメンタリーパート。差別は昔のことじゃなく、今も全然続いているんだぞ!と後ろから頭ガチコンと殴られた気分。賛否両論あるみたいだけど、これが作家性というやつなんだなと思う。
コメントする