「差別問題を扱う新たな傑作の誕生」ブラック・クランズマン みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
差別問題を扱う新たな傑作の誕生
私の最近の映画の評価基準として、
「子供に見せたい作品か否か?」がある。
もっと具体的に言えば、
社会的なテーマがあり、重苦しくすぎず、さらにエンタメ性とのバランスを忘れない作品、というのが高得点。
そういう意味で、本作は高得点。
人種差別、という普遍的テーマを扱いつつ、主人公の明るいキャラや、作品全体のコメディタッチもあり、楽しめる作品となっている。
さらに、黒人差別だけでなく、ユダヤ人差別も描き、白人至上主義者のクレイジーさも描く。
そして、昔話ではなく、現代にも続いていることも描く。
(ただ、トランプ大統領まで出したのはヤリ過ぎだと思う。「出演」させずとも、トランプ批判であることは明白だから。もちろん、10年後、20年後に本作を見るヒトがトランプとの関係性を見いだすことができるかは?だが)
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