「自由で平等ならば悪を選ぶこともまた」バーニング 劇場版 チャンプ23さんの映画レビュー(感想・評価)
自由で平等ならば悪を選ぶこともまた
イチャンドン新作、村上春樹原作、カンヌで万引き家族とパルムを争って、バラクオバマ2018のお気に入り.
148分あっという間だったなー。
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映画序盤でパントマイムの話をする.
全てはパントマイムだったのか、小説の中の出来事にすぎないのか、現実の出来事なのか、考えれば考えるほど深淵にはまっていく感覚.
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バーニング以来ずっと現実と虚構、善と悪について考えさせられる日々..
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1番好きなのはベン、
"たまにビニールハウスを燃やしている。他人のものを、当然犯罪行為である"
と。そして、
"雨は洪水を起こし、人々を流す。雨は別に人々を狙っているわけではない"自然はそういうもんだからwwみたいな話をする.
めちゃくちゃ共感できちゃったんだよねこれ。なぜかめっちゃわかる!!と、思って.
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それから善と悪がわからなくなっています。そして全てはパントマイムではないのかと、映画冒頭に戻ってしまうわけです.
なんとかこの虚構から抜け出すことを模索しています。
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#映画 #明日は #愛と銃弾
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