「評判どおりの作品!」バーフバリ 王の凱旋 完全版 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
評判どおりの作品!
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完全版の前に上映されていたバージョンが評価が高かったので初めて観てきました。
弓で敵をバンバン射っていくシーンで弓のストックそんなにあったっけ?だったり、あんなに重い黄金が川に流れるかなみたいなあり得ないシーンはたくさんあるんですが根本の話がしっかりしているので面白かったです。
物語はバーフバリが次期王を決める闘いで王に選ばれたところから始まります。
国を治めている育ての母シヴァガミから即位式の前にインド国内を巡って民がどのような生活をしているかを見てくるように言われます。下々の生活を見て王になったときに正しい判断が下せるように。
そのあとバーフバリは一度は王宮に戻るものの王位を継承できなかった兄の策略により王宮を追い出されます。そこで王宮の回りに住む国民たちと共に生活をするようになり、国民たちの過酷な労働環境を知ることになります。バーフバリは他国については旅の中で民の生活を見て知っていますが、自国民の境遇をこの時初めて知ることになります。
実の子供ではない自分を育て、ずっと正しい選択をしてきた(と信じてきた)母がバーフバリの考えた人物ではなかった。
王族としての母の傲慢さや欺瞞が浮き彫りになります。
私はこのシーンすごいなと思いました。
ちなみにここから兄を倒してしまえばただのハッピーエンドで終わるのですがここからの展開もすごい。
3時間くらいの映画なのでじっとしていられない人には辛いかもしれません。
でもインド映画って面白いんだなと思った3時間でした。
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