ビリーブ 未来への大逆転のレビュー・感想・評価
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実のところ、あんまり響いてない。。
なんか専門的な突っ込んだ感想を言いにくい。なので映画として良かったかどうかでいうと、ごく普通。
女性差別を助長してきた法律、これを切り崩した先駆者の物語として観れる。信念を貫く姿勢、そこに感銘するところがある。
しかし実のところ、あんまり響いてない。。
女性差別の悲しみややるせなさが伝わってこない構成だからだと思う。この女性自身は強いし恵まれているし幸せ、どこで切実さを感じたのだろう、と。どこか弁護士として或いは教授としてのサクセス、娘のセリフにあるライフワークの成就を目的としている節がある。(これ自体はすばらしいこと)
女性差別の実態的なドラマを抜いたシナリオで、クライマックスを演出しようとしてる映画の構成がイマイチなのではないか。
ドリームってあれ名作だけど、あれは主人公が黒人差別、そして女性差別真っ只中を突き進んで自らの立場を勝ち取るシナリオになっているから。
見終わって、なんかぐっとくるものなかったので、全部後付けでなんでか考えただけだが。。
惜しい、、
実話を元にした映画が大好きで期待して見ました。
同じ女性として努力によって革命を起こしたという事実は感動した。
ただ、細かい話の部分が省略されており話に入り込むことはできなかった。
もうちょっと丁寧に作ってくれたらもっとよかったなって感じでした。
やや単調、、
史実は知らないままに観ていたが、うーん、とても苦労されたのか、もともとエスタブリッシュな育ちで、男女平等を闘ったのか、映画だけでは後者にうつる。
もちろん、時代背景を想像すると様々な苦労があったはず。そこが表現されてないから何か単調に。
夫の病気?優秀なのに就職できなかった?娘との不和?そんなの誰でもあること。
女性蔑視が騒がれている今‥
タイムリーでした。しかも実在した人物だったとは。決めの裁判シーンはグッと来ました。また最後のサプライズも良かった。見終えてからルースさんの生涯をググったら、また更に涙腺崩壊でした。良い映画だった〜。
着実に前に進んでいる
目の前にはまだまだ法律という形や目に見えない形での差別があるが、私たちは少しずつでも着実に前に進んでいる、そう思わせてくれる映画だった。
最後の裁判シーンの弁論などは、ヒラリー・クリントン、カマラ・ハリスに繋がるものを感じた。
時代が先に進んでいく、それに追いつかない法律、そして国であって欲しくない。
夫婦、そして娘との関係が素敵だった。
私が女性なら、もっと共感出来たのでしょうか?
1970年代のアメリカ。男女差別が蔓延していたアメリカの法律に立ち向かった女性弁護士の物語。
先日亡くなった「キキ」こと、ルース・ベイダー・ギンズバーグの伝記映画です。
男女差別の法律を巡る裁判をメインテーマに、母娘関係等を絡めて描きます。
人一倍勉強熱心で、人一倍正義と理想に燃えて。それが性別だけで妨げられる社会に対する失望は、男性の私にも共感出来るものでした。
それだけに、裁判での攻防シーンは、事前準備を含めて迫力を感じます。経験不足のキキが見せる綻びと、情熱が魅せる説得力。ラストにキキが語る弁論は、カタルシスを感じるに十分な名セリフでした。
また、母娘関係、夫婦関係が温かく描かれているのも、良いですね。
正直言って、この方を私は存じ上げなかったのですが、アメリカではかなり人気の高い方なんですね。
この伝記映画を観て、その理由が分かったように思えます。
男女平等は何処まで?
いつの時代でも考えさせられる問題です。
民主主義のアメリカでさえも50年前は男女の差別があった。(黒人差別は別として)
男性の介護問題。家族あっての法律。女性には与えられる給付金でも家族を持たない男性には給付金が貰えない。
家族を持つ時代であればそれでいいのですが時代が変わり結婚をしない人が出てくる。
当たり前だった事が当たり前では無くなってくる。時代と共に不都合がでてくる。
女性の弁護士キキ。パートナーの夫(弁護士)の協力もあって勝利する。
日本も今は未婚の人が増えて他人事ではないです。家族を持っている人の優遇でもありますが時代と共に独身者が増えて男。女。に関わらず平等な法律に変えていって欲しいですね。
現在。香港は若い人が民主化運動をしています。女性がリーダーとなって。これからの時代を変えるのは女性。
いかにしてかのギンズバーグが法廷に立つことができたか
優秀で真面目なのに女性というだけで、弁護士事務所に雇ってもらえなかった彼女がどのように女性差別の撤廃に挑んだかを描いたはなし。
結論としては、家族の存在だったんですね。
優しい夫に支えられ、愛する我が子の未来のために、そして全人類のために。
あるいは過去の自分のため、自分と同じ道を歩む若者のためかもしれないね。
彼女がいなければ、歴史はあと10年は後退していたんじゃなかな。
100年分の歴史を覆したんだもんね。
ラストシーンで写されるように、未だに現役でリベラル派として庶民の味方でいてくれる。
それと共に、この革命は今でも続いてることが分かるよね。
未だに女性運動が起こるくらいには、まだ差別は残っているのだから。
この映画に出てきた数々の差別。
当時の裁判官とか酷かったんだね。恥を知れと言いたい。
ギンズバーグは男性たち以上の能力があって、認められていったのだろうけど、同等の女性やそれ以下の女性だったら…って考えるとぞっとするよ。
アーミー・ハマー
素敵な夫がアーミー・ハマーって気付かなかった💦
あんなに物分かりの良い、何でもこなしちゃう旦那さまがいたら無敵だねっ✨
娘の行動的で、物怖じしない姿を知り、モチベーション上げちゃう主人公👍
この物語は家族愛だね。
いつも討論してた亡き母親の写真で勇気をもらったり。
もう少し主人公の笑顔が観れたならもっとハッピーな気分になれたかもね。
タイトルなし
アメリカ合衆国最高裁判所判事
ルース・ベイダー・ギンズバーグ (1933ー)
最も尊敬されている女性
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1957年ハーバードロースクール
女性初入学 9名…わずか2%
子供を育てながら
治療中の夫マーティンの為
そして自分の為に勉強続けた
マーティンを支え支えられ
女性権利プロジェクトで
性差別撤廃の先頭に立ち
幾つもの裁判に勝利した
史上初 男女平等裁判に挑んだ女性弁護士
実話をもとに描かれた作品
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🎼Kesha : Here Comes the Change
変わるときが来る 私達の時代が来る
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ドキュメンタリー
📽️「RBG 最強の85才」 も同年公開
こちらも観ようと思います
そういうことか!
一言「なるほどなあ」。
◎よかった点◎
・性差別問題というと、女性云々なのが。
今回は「親の介護をする“男性”が、税控除を受けられないのはおかしい」。
その着眼点が、目から鱗。そしてこの問題も「女性だけに控除が認められているのは、女性を家に縛っている」。
むむむ、そうつながるのか。
・「勉強も家庭も絶対諦めない」。その心意気を夫(同じ弁護士)も子供も。
理解して支え合っていく姿が随所に出てきて、頼もしい。
・肝心の控訴裁判シーンは、残り1/4だったけど。
それまでの過程をみているからこそ、盛り上がる。
声高らかに訴えるのではなく、判事に切々と語る姿。ジーン。
・裁判は大抵、過去の判例をもとに審理するもの。
しかし主人公が「法律が時代に遅れないように」と導く話。
だよねだよね!と、膝を打ちました。
△いまいちな点△
・登場人物が数名、「主人公とどこで繋がってる?」とちょっとわからない所。
ま、あまり気にしなくてよかったけど。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
(「女性という言葉は憲法にない」という判事に対して)
「(憲法には)自由という言葉もない」by主人公。
ラストの本人登場は、めっちゃカッコよかった!
ルース・ベイダー・ギンズバーグ
ハーバード・ロースクールに入学したRBG(フェリシティ・ジョーンズ)、性差別に耐えながら、夫の協力もあって法曹資格を取るが、どんなに成績優秀でもどの事務所も採用してくれず、大学教授となる。
そして性差別の訴訟を手掛けるようになり、最高裁で多くの勝利を得て、アメリカの性差別撤廃に尽力する。
このような人物が登場してくるのがアメリカの底力かな。
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