「いかにしてかのギンズバーグが法廷に立つことができたか」ビリーブ 未来への大逆転 JYARIさんの映画レビュー(感想・評価)
いかにしてかのギンズバーグが法廷に立つことができたか
優秀で真面目なのに女性というだけで、弁護士事務所に雇ってもらえなかった彼女がどのように女性差別の撤廃に挑んだかを描いたはなし。
結論としては、家族の存在だったんですね。
優しい夫に支えられ、愛する我が子の未来のために、そして全人類のために。
あるいは過去の自分のため、自分と同じ道を歩む若者のためかもしれないね。
彼女がいなければ、歴史はあと10年は後退していたんじゃなかな。
100年分の歴史を覆したんだもんね。
ラストシーンで写されるように、未だに現役でリベラル派として庶民の味方でいてくれる。
それと共に、この革命は今でも続いてることが分かるよね。
未だに女性運動が起こるくらいには、まだ差別は残っているのだから。
この映画に出てきた数々の差別。
当時の裁判官とか酷かったんだね。恥を知れと言いたい。
ギンズバーグは男性たち以上の能力があって、認められていったのだろうけど、同等の女性やそれ以下の女性だったら…って考えるとぞっとするよ。
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