「事実に基づく」ビリーブ 未来への大逆転 みみずさんの映画レビュー(感想・評価)
事実に基づく
最近やたらと目につく気がする。
事実は小説より奇なりということか。
それとも、事実はフィクションより重みがあるという権威付けか。
いずれにしろ、私にとってはどうでもいい。
要は、心が動くかが重要なのだ。
その意味では、最後のスピーチは感動的だった。
加えて、それを支えた夫の理解、
その時代に母親を献身的に看護した原告、
反発しながらも良き理解者となった娘もいい味を醸し出していた。
対して、時代についていけず靴底に纏わり付く濡れ落ち葉の如き爺どもの醜さよ。
自戒しながら観賞した。
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