劇場公開日 2019年3月22日

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「良作」ビリーブ 未来への大逆転 ちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0良作

2019年4月23日
iPhoneアプリから投稿

こういった類の作品は、全体の構成などというよりは、終わった後にどれだけ考えさせてくれるのか、というところが良作か否かの分かれ目ではないかと感じる。

彼女たちのような先人たちが開いてきた道を歩かせてもらっていると思うと背筋がピンと伸びる。

反面、教授たち、判事たちの意見から当時の雰囲気は、深層でどう思っているかは測れなかったが、女性蔑視というよりは単なる区別であり、それが”自然の法則”であること考えていたことがよく分かった。

差別をする人は差別を自認していない。

行くつく先はここなのだと、あらゆる差別に関する作品を見るといつもそう思う。

当時の教授たちに変えてよかったでしょ?と胸を張れる時期に今はなっていないが、その時代を次に作るのは誰なのか。

ちゃん