「【アメリカ映画界の現政権に対する批判的な思いが込められた映画。制作陣の映画人としての気骨が垣間見える作品でもある。】」ビリーブ 未来への大逆転 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【アメリカ映画界の現政権に対する批判的な思いが込められた映画。制作陣の映画人としての気骨が垣間見える作品でもある。】
ー現アメリカ大統領のレイシスト発言が加速する中、様々な差別をテーマにした数々の良作が作られている昨今。ー
このような男女差別撤廃に生涯をかけて戦う女性とそれを支える家族の素晴らしい物語が公開になった。
邦画ではこのようなテーマで商業ベースに載る作品を作るのはまだ難しいが、アメリカは一歩進んでいると感じる。
(アメリカの映画人達の危機感が強い裏返しかもしれないが。)
<信念をもって突き進む実在する人を描いた映画は、美しいと思います。>
■蛇足
今作の主人公、ルース・ベイダー・キングバーグさんの現在の活躍を描いたドキュメンタリー映画「RBG 最強の85歳」を併せて観ると、面白いかと思います。
―今作のラストの階段を上る足のアップのシーンと見事にシンクロしていますよ。-
<2019年3月24日 安城コロナワールドにて鑑賞>
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