「スターの光と影…駆け抜けた人生」ジュディ 虹の彼方に ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
スターの光と影…駆け抜けた人生
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ジュディ・ガーランドを知らなかったが、名曲「虹の彼方に」は知っていた。子供の頃からスターになるように育てられ、ダイエットのために母親から覚醒剤、眠れないと睡眠薬を服用させられる。スタジオ育ちで周りは大人ばかり、子供なら誰しもが食べたいケーキも、遊びたくても遊べない。そうした犠牲の上に、彼女の持つ歌声、スター性でアカデミー賞、グラミー賞を受賞してきた。映画は子役時代の回想シーンもあるが、スターになった後の、人生を描く。薬が手放せず、眠れず、生活も乱れ、何度も離婚歴があり、自身の浪費により金もなく、子供の親権を得るため、仕方なくアメリカを離れ、ロンドンに活路を見出す。歌声を披露すれば、人々は大喝采となるが、遅刻癖、客に罵声を浴びせるなど、問題も多かった。昔の大スター、スポットライトの光と影、知られざる苦悩は伺いしれないが、早すぎる逝去は駆け抜けた人生だった。子供がライザ・ミネリなのも知らなかった。レニー・ゼルウィガーは好演。
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かいりさんのコメント
2021年8月9日
コメントがだいぶ遅くなり申し訳ございません。そしてお褒めいただきありがとうございます。素敵な映画を見ると、自然に素敵な言葉が出てくるんだと思います。映画のおかげ🤗