「シスターズブラザーズ」ゴールデン・リバー 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
シスターズブラザーズ
手に入れた物より失った物が大き過ぎて、
この後の兄弟の精神面が心配になる。
ゴールドラッシュの話だと思って見てたら、
そうじゃなくて兄弟の救済の話であり、
追いかけっこの話。
それに気付くのが遅過ぎた。
男4人が合流してから面白くなって来たと思ったら
銃撃戦での共闘、共同作業からの弟のやらかしからの
急に訪れた惨劇でたまげた。
弟にとっては、今までで一番悲惨な殺人。
ここで兄弟の話だったんだと気付きました。
提督に会いに行くところなんかは、
ここから銃撃戦が始まるのかと思ったら
呆気ない幕切れでガッカリしたけど、
あの時兄弟は死を覚悟してたはずで、
その後のラストを考えると、
本当に手に入れたい物を手に入れる時は
それくらいの覚悟と犠牲を払わないとダメなんだぞ
と言う教訓のような映画だったなと思います。
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