「結局ダメンズ?」メアリーの総て シンドラーの手帳さんの映画レビュー(感想・評価)
結局ダメンズ?
メアリーの総てとの題目だが、幾ら何でも総てではないだろう。
結局、若気の至りでダメンズと関わりすぎたという事なのだろうと思う。
「フランケンシュタイン」という世界で最も有名なマッド・サイエンティストと、その怪物というこれまた最も有名なクリーチャーを生み出したのが、18歳の人妻、しかも元妻の自殺によって成り立ての人妻であったというところがドラマの核心である。
美しい背景と美しい女優によるゴシック的なホラーを少しは期待したが、やはりそうはならなかった。
それにしても、彼女の最も良質の理解者が父親であり、それを当人が全く理解できなかったところに、改めて哀しみを覚えてしまった。
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