劇場公開日 2018年12月15日

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「なんともむずかしいラスト」メアリーの総て andhyphenさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5なんともむずかしいラスト

2018年12月18日
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鑑賞方法:映画館

エル・ファニングは可愛いな、で感想が終わっては勿体ないが、なんというかこの物語の男たちは何ともろくでもないというか...まあろくでなしに引っかかり、振り回され、絶望の果てにでないと「フランケンシュタイン」は生まれなかったという展開であるので、致し方はあるまい。
しかし...なんというか、(多分に脚色はあるだろうが)実話に基づいてあのラストに至るのが、映画的には何かが足りないかなあと思ってしまった。えっそれでいいの、みたいな。しかしそれは「私だったら納得しない」なので、中々解釈としては難しい。あれで感動するという展開もあるのだろう。
個人的にはちょっと中途半端かなぁと。
あと前半が間延びしてて後半が拙速な感じは受けた。
エル・ファニングはかわいいだけでなく影があり、昏い強さが感じられてよかったと思います。彼女がこの映画を支えている。

andhyphen