「潜水艦映画にハズレなし?」ハンターキラー 潜航せよ keith258さんの映画レビュー(感想・評価)
潜水艦映画にハズレなし?
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...そうは言うものの、この映画は所謂潜水艦映画ではない。
潜水艦ものフリークが好きなシチュエーションを、良く言えばアレやコレへのオマージュ含めて全部盛りにした印象だが、そこがなんとなしに継接ぎで作ったように見えて、潜水艦映画特有の緊張感、密室劇を期待すると肩透かしを喰う。
スカイアクションばりに派手に動き回る魚雷や潜水艦、駆け引きの無い潜水艦戦、切り立った海底と機雷原をすり抜ける緊迫の場面も冗談の様なビジュアル、さっきまでガチャガチャ音立てまくってた割に思い出したようにブチ込まれるお約束の"Quiet"のシーン、叩き上げの新任艦長が指揮を通して乗組員に認められていく件も薄味でなんだか響かない。
おまけにSEALsの件まで入れるものだから尺が詰まり全部中途半端に。
何も「潜水艦映画たるもの画面と雰囲気を暗くすれば良い」ってものでもないけれど、それにしても、という感想。
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