「【”或る愚かしき一家の崩壊”倫理的に問題が多数あるバイオレンス・ブラックコメディ。】」ファミリー☆ウォーズ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”或る愚かしき一家の崩壊”倫理的に問題が多数あるバイオレンス・ブラックコメディ。】
■誰の目にも幸せそうな、祖父、父、母、長女、次女、長男、次男の福島家。
ある日、認知症の祖父がドライブ中に子供を誤って轢いてしまい、その死体を家に持ち込んだ。
周りの関係ない善意の人々をも巻き込み、福島家で無慈悲な殺戮が繰り広げられる。
◆感想
・阪元裕吾監督の商業デビュー作という事で鑑賞。
・だが、認知症老人による少女轢き逃げ。その老人を餅を詰まらせ殺そうとする家族。
社会問題を独自の視点で表現しようとする姿勢は買うが、観賞に耐えうる作品には遠く及ばない。
・その後の阪元裕吾監督の近年の活躍の劈頭となった作品という事で、評点を付けた。
<実際にあった事件からインスピレーションを得て制作された作品・・、だそうである。>
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