Merry Christmas! ロンドンに奇跡を起こした男のレビュー・感想・評価
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観客一人。それがすべてを物語っています。
ディケンスがクリスマスキャロルを書き上げるまでの数週間の苦悩はこんな感じだったのかな、と映画制作者が勝手に想像して作った映画でした。
エンドロールにも、「ディケンスにヒントを得て製作した」と明示されていますし。
なので、原作を超えるような何か凄い話でも仕込まれていたならと期待していたのですが、実際には感動もなにもありませんでした。
強いて言えば、日本が開国を迫られた時代のイギリスの国内状況に関する考証を楽しむぐらいのところでしょうか。
セットが、なんだかすべて、せせこましいのも、減点ポイントかも。
イギリスの有名な作家チャールズ・ディケンズのお話。
1840年代に何作品がヒットを出した後、何作品かが不作に終わる。
そんな中、彼自身の再起を懸けて12月25日のクリスマスに新作の発売を公表した。
その作品が完成するまでの苦悩を描いたお話です。
完成した作品は、「クリスマスキャロル」。
読んだことないけど、読んで見たい。
なんでもクリスマスの常識を変えて本らしい・・・。
すごく面白かったです。
作家チャールズ・ディケンズがクリスマスを題材にした新作を書き上げる迄のお話ですが、作家って本当にこういうことあるのかしら…??????
それにしても友人のフォスター良い奴過ぎ。
吹替上映ばっかなのはなぜ?
良すぎた!!
想像以上に良かった、いや良すぎた!!
名作文学「クリスマスキャロル」誕生の裏に隠された、文学作品がクリスマスというもの自体の概念を変えてしまう奇跡の物語!。前日にゼメキス版の「クリスマスキャロル」を見たのも相待って想像以上の感動作でした!!
☆☆☆★★ ディケンズの『8 1/2』? 簡単に。 普段は字幕版し...
☆☆☆★★
ディケンズの『8 1/2』? 簡単に。
普段は字幕版しか観ない派なのですが、吹替版しか上映されていないので、やむなしの思いでの鑑賞。
しかし、この作品に関して言えば。吹替版を観て正解だったのかも知れない。
芸術を生み出す苦悩とは言え、画面全体は終始暗く。とてもクリスマスに相応しい内容とは言いづらい感じがしたのだが…。
単純に、台詞が多いから…ってのも有るのだろうが。ディケンズの苦悩を表現するかの様に登場する、スクルージ役のクリストファー・プラマー。
プラマーが画面に登場する度に、画面に躍動感が生まれ。作品に深みが生まれているのも、その1つと言って良いのかも知れない。
それにしても。クリスマスシーズンで有りながらも、実に寂しい客入り。いかに宣伝費等で大きな違いが有るとは言え。最早ディズニー以外の作品でヒットするクリスマス映画が今後登場するのだろうか?…と、少し考えてしまった。
2018年12月9日 イオンシネマ市川妙典/スクリーン7
作家の苦悩をあからさまに
全ての作家が同じような苦悩をするとは思わないが、さもありそうな苦悩と思考だと思う。
作家でなくサラリーマンなんかでも、クリエイティブな課題解決が必要な時には、似たような経験をすることがあり、共感出来る。
クルスマス・キャロルを書くまでのデケンズの苦悩
デケンズがクリスマス・キャロルを書き上げるまでの苦悩と周りの人たちの愛情が描かれていて、スクルージをクリストファー・プラーマーが演じデケンズ役の俳優を見た事あると思ったらダウントンアビーに出てた人なのですね。クリスマス・キャロルに出てくる幽霊など出てきてファンタジーの要素のある愛すべき映画でした。
生みの苦しみは理解できたが
ディケンズがクリスマスキャロルを脱稿するのに四苦八苦したのはわかったが、父親を赦すにいたる心理的葛藤が描き切れていないと思う。
少なくとも自分には響かなかった。
でも、クリスマスキャロルは、もう一度読んでみようと思う。
まさに奇跡
ファンタジーでもありヒューマンドラマでした。
誰もが知ってるクリスマスキャロルがどう作られたのかディケンズの人生の物語です。
登場人物達とディケンズが一緒に作り上げていく日常が観ていて楽しめました。
生みの苦しみを視覚化
ディケンズが『クリスマス・キャロル』を書き上げるまでの葛藤を描いた作品。
邦題から、もしもファンタジーだと思って観に行くと、違うので期待外れになる可能性はあるものの。
舞台である1843年のロンドン、その豪華なセットや小道具などに目を奪われつつ。
作家がもがき苦しむ様(デフォルメしてますが)を視覚化し、それと同時に幾層にも重ねた伏線の回収につながる脚本の美しさに関心しました。
また、それを体現した配役にも関心。
主演のスティーヴンス、助演のプラマー両名の表情、演技がたまりません。
テンションが上がったり下がったり、小説の世界に入り込みすぎて虚構と現実の境目が分からなくなったり、家族や友人を傷つけたり…
ただ、この「生みの苦しみ」って、創作にかかわったことのない一般人には理解しにくいかもしれない。
周りから見たら、はた迷惑で、近くにいたくない人だからなぁ。
『クリスマス・キャロル』を知ってた方が面白いです(知らないと半減するかも)。
そのため、個人的には大好きですが、この作品のいいところは人に伝えにくいし、万人に勧めにくいなと思いました。
クリスマスキャロル
2018年映画館鑑賞
170本目‼︎
最近では
「ルイスと不思議な時計」が
吹替大失敗だったので嫌だったけど
合う時間帯が無く
渋々吹替で鑑賞...
ですが
これは
引っ掛からず見れました‼︎
芸能人は市村正親さんだけかな?
やっぱり声優さんが吹替をすべきだと思いました。
お話も良かったです‼︎
Merry‼︎Christmas‼︎
期待外れ
物語誕生の話ということは理解していたが
もっとファンタジー感があると思い期待して見にいったため内容的に難しく、退屈だった
クリスマスキャロルを良く読んでからじゃないとついていけない
これは愚痴ですが観客は数人しかいなかったのにおばさんがわざわざ隣に座りしかも食べる音が気になる気になる、
クリスマスに必ず観たくなるディケンズの名作誕生秘話
待ちに待っていた12月1日の映画の日✨
本日5本鑑賞予定のうち、1/5🌀
世の中的にクリスマスに盛り上がりを見せる時期でもあたし自身昔から全くこだわらず、“彼氏彼女と過ごすクリスマス”に全く興味ナシ。(とゎいぇ、相手がこだわるケースがほとんどで毎年何かしらしてたけど😅)
でもそんなあたしもクリスマス関連で“大好き”を認めるしかないものが二つだけある🎄
① チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』
②チャイコフスキーのバレエ『くるみ割り人形』
その両方が映画で公開してるとあって12月になって早々にクリスマス気分を味わえた🤶
この作品はディケンズが世界的なベストセラー『クリスマス・キャロル』を一人で生み出したのではなく、物語のキャラクター達と作り上げて行ったという面白い表し方をしている。
キャラクター達と自分との間で意見の対立も生じ、それを乗り越えるためには自らの“過去の闇”と向き合う必要があり、そんな人間的な成長物語を見せてくれる。
たまたま夕べ自分にとって嫌な気分になる夢を見たばかりで目覚めが悪く、夢の暗示はなんだろうか、今の自分はこのままでいいのか、なんて朝からふと悩んでしまったりしたけど、この映画を見て過去の自分と向き合って受け入れることで前に進める、という事を教えてもらった気がする。
昨日3度目観賞したボヘミアン・ラプソディーでも同じ印象を受けたから、今のあたしにきっと必要なメッセージだったのね(´∀`艸)♡♡
主演のチャールズ・ディケンズ役はダウントン・アビーで大好きなキャラだったマシューを演じてたダン・スティーヴンス。クリストファー・プラマーはあたしのイメージの中のスクルージにピッタリ過ぎる(*´艸`)そして日本版クリスマス・キャロルの舞台ではスクルージ役で拝見した市村正親さんが吹き替え版の声優担当とか豪華過ぎる!!!
あたしの今年のクリスマスは今日始まった…
【クリスマス・キャロルの由来。そうだったんだ!知らなかった!】
ー 18世紀イギリスが舞台のためかBBCのドラマを観ているようであった。俳優もほぼイギリス俳優だし。(除くクリストファー・プラマー)ー
・現実と幻想が混じりあって物語は進むがこれが面白い。
・衣装を含めた美術も重厚で美しい。
・洋画は字幕派であるが、(字幕版が殆どかかっていないので)吹替で鑑賞したが、逆に舞台を観ているようで良かった。
でも、お客さんが少なかったなあ。
もう少しクリスマスに近い時期に公開すれば良かったのでは?
・私はディケンズのクリスマス・キャロルを読んでいなかったが、充分面白く観れましたよ。
<2018年12月1日 劇場にて鑑賞>
クリスマスの奇跡よ、起これ!
結構深い話であった…。
クリスマスキャロルの話というよりも、
これは著書チャールズディケンズの人生を描いた作品となっていました。
クリスマスの奇跡を信じる彼は、家庭的で穏やかなよき夫。
誰からも愛されるステキな人だっと思っていましたが、物語の執筆に行き詰まると途端に態度が一変⁈
罵声を浴びせる癇癪持ちの男に一変します。
優しい男と、感情の起伏の激しい男。
果たしてどちらの彼が本当の彼の姿なのか?
その答えは彼の描き出す物語の中に…。
スクルージという金持ちジジイの人生を描けば描くほど、自身の過去をほじくり返してしまうチャールズ。
過去、現在、未来の幽霊の存在は、彼自身の人生を見ているかのようです。
金ばかりあっても、一人孤独で死んでいったスクルージ。
彼は己の人生を鑑みる事で、今後の生き方を改めることに…。
そして、彼はとうとう気づくのです。
幸せはお金では買えないと、だからこそ今ある家族を大切にしなければいけないと。
ふむふむ、なるほど。
色々と考えさせられる映画でした。
今回、日本語吹き替えでの鑑賞。
小野大輔さん、坂本真綾さんなど、豪華声優陣に加えて、市村正親さんなど、ベテランの俳優というかなり贅沢な仕上がり!
たまには日本語吹き替えで映画を観るのも悪くないかもと思える、なかなかの重厚感ある作品でした。
最後に余談。
公開が11月30日というのが不思議…?
せめて12月公開にしてくれれば良かったのに(笑)
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