「観客一人。それがすべてを物語っています。」Merry Christmas! ロンドンに奇跡を起こした男 お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)
観客一人。それがすべてを物語っています。
ディケンスがクリスマスキャロルを書き上げるまでの数週間の苦悩はこんな感じだったのかな、と映画制作者が勝手に想像して作った映画でした。
エンドロールにも、「ディケンスにヒントを得て製作した」と明示されていますし。
なので、原作を超えるような何か凄い話でも仕込まれていたならと期待していたのですが、実際には感動もなにもありませんでした。
強いて言えば、日本が開国を迫られた時代のイギリスの国内状況に関する考証を楽しむぐらいのところでしょうか。
セットが、なんだかすべて、せせこましいのも、減点ポイントかも。
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