「ワクワクと老婆心がミルフィーユ状態」若おかみは小学生! ゆめさんの映画レビュー(感想・評価)
ワクワクと老婆心がミルフィーユ状態
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やりがいのある素敵なお仕事、自分にしか見えない秘密の友だち、オシャレで格好良い大人のお姉さん、カッコいい同年代の男の子、言いたいことを言い合って認め合える友だち(良きライバル)…。
小学校女児の頃に憧れたものがふんだんに散りばめられていて、小学生の頃の私が呼び覚まされてアラサーながらワクワクしてしまった。
これ小学生の頃に観たら絶対大好きになるやつ!
しかし、おっこちゃんが良い子で健気で泣ける…。
作品のストーリーも職業体験的な感じを予想してたら、序盤から思いの外主人公の女の子の境遇がハードすぎて戦慄してしまった。
しかも終盤におっこちゃんにふりかかる試練…。
やめてくれよ…!涙
おっこちゃん、人間でき過ぎてて、小学生の子とは思えん恩赦の心とプロ意識を持ってて、逆に心配になってしまった。物語としては感動的なんだけどまだ子どもでいてもいいのよ…!と個人的には老婆心が顔を出してしまう…。
物語としてはお仕事、オカルト?、友情、子どもから大人への変化、等様々な要素てんこ盛りだったんだけど、おっこちゃんが別れと出会いを経ることで、自分が一人ではないことに再度気づくことができたという内容に集約させていたのはすごい。
あと背景の描き方とかすごく綺麗で凝ってて印象的。かなり気合いの入ったアニメーションだった。
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