ウォリアー・ゲート　時空を超えた騎士のレビュー・感想・評価

フランス・中国合作映画だが（現実世界の）舞台は米国で全編英語（一部中国語）の作品。観ててずっとどっかで観たようなストーリーだなと思って考えてみたらジャッキー・チェンとジェット・リーの『ドラゴン・キングダム』そのまんまじゃねえか！　しかしあっちに比べて展開や描写がベタすぎるほどベタで安易なくせに雑で適当でツッコミどころ満載。主人公たちがたった４～５人で数万の敵陣に潜入するのもどうかと思うし、見つかってもそこから逃げ出せちゃうのもどうかと思うが、なによりその後のクライマックスで大軍団を率いていた敵ボスがなぜかたった１人で主人公たちを追ってくるところはもうわけがわからない。いや、どう考えてもおかしいだろ。で、まぁお約束通り主人公たちが敵ボスを倒すんだが、その後のお姫様の戴冠式では山のような衛兵たちが……。いや、お前らお姫様を５人やそこらで敵陣に潜入させて、その間どこで何してたんだよ。小学生が話を考えたようなストーリー展開で、子供向けとはいえなんだか観てて脱力してしまった。金が掛かってるのはわかるが、作風がものすごくチープで安っぽい。ヒロインのニー・ニー目当てで観たんだが、彼女が可愛かったところだけが救いでした。

子ども向けかな、話が単純。

仏中合同映画。
ゲームオタクの弱虫少年が、ゲームの世界のような古代中国？ にタイムスリップして、蛮族に囚われたお姫様を救うため冒険を繰り広げるという物語。

Ｂ級感丸出しのパッケージなので期待しないで観たけど、（ツッコミどころはあるけど）思いのほか面白かった。

ゲーム大好きの男の子の家に、時空移動の籠が届けられる。
現われたのは中国の可愛いお姫様で遊んでいたが、悪漢も現れ、さらわれてしまう。
後を追った男の子が目にしたのは昔の中国で・・・。
リュック・ベッソン印の娯楽作品。