劇場公開日 2018年6月16日

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ALONE アローンのレビュー・感想・評価

全32件中、1~20件目を表示

3.5アーミー・ハマーの顔の輪郭が美しすぎる

2018年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

怖い

冒頭からアーミー・ハマーの顔の輪郭が鮮やかに映し出される。狭い額と凹んだ目、そこから直線的に付きだした鼻、そして、贅肉が全くない頬。左右より前後に長い頭蓋骨は言うまでもなく、西洋人の美しさを集約したようなハマーのルックが、その後に待ち受ける"動けないサバイバル劇"の最中ですら、1ミリも崩れることはない。時限爆弾を踏んでしまったばかりに、砂漠のど真ん中から一歩も動けないという秀逸なアイディア、自分の個性を知り尽くしたカメラアングルの設定、等々、製作も兼任するアーミー・ハマーのセンスが光る最新作は、同時に、他人の土地に戦争の名目で足を踏み入れるアメリカの横暴を告発している。同世代の多くがフランチャイズ・ムービーの傘の下に入ろうとする中、彼の映画人としてのスタンスはある意味孤高だが、ファンとしては応援のし甲斐があるのだ。

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清藤秀人

2.0思ってたのとちゃう

2023年1月31日
スマートフォンから投稿

地雷を踏んでから試行錯誤生き抜く展開を期待したが、ほとんどが過去の回想&妄想シーンで置いてけぼり状態。感情移入も出来ず退屈だった。

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ないき

4.0言うのは簡単だけど・・・

2022年12月23日
PCから投稿

前半で任務を失敗する。
ここが結構重要なポイント。
一見すると、
たとえ任務といえど、結婚式の父親(任務の標的)を
撃つなんてできない。という優しい主人公に思える。

しかし、地雷を踏んだあたりから雲行きは怪しくなる。
ここで鑑賞者は二手に分かれる。
1つは、特に感情移入することなく、
そこから展開される妄想の数々を
「マイクの妄想」として捉え
なんじゃそれという感想になっちゃう人。
もう1方は、もうほとんど画面で起こっていることなど
頭に入って来なくて、リアルに自分の妄想に入っちゃう人。

後者の場合、前述の(任務失敗)が尾を引いてくる。
優しいから撃たなかったのか?
車の色が違うって、本当か?
花嫁の父って言い訳じゃないのか?
婿の陰で撃てないって、チャンスは何度もあったろう?
思えば、自分の人生、そうやって都合のいい
言い訳で塗り固めて勇気ある一歩を
踏み出してこなかったのではないか?

自問自答を繰り返せば繰り返すほど、
映画の途中で、
”靴を地雷に結べばいいのに”とか、
”仲間の遺体や荷物と入れ替えられないの?”とか、
過去の自分と向き合いもせず、
また攻略することばかり考えていると気づく。
勇気ある一歩を踏み出せないだけではないのかと。

偶然ではない。
砂嵐に倒されて、
睡魔に襲われて、
コヨーテに襲われて、
偶然足が離れたら運よくブリキ缶だったのではない。
自問自答を繰り返し、
仲間の死を乗り越え、
自身も死ぬ思いをしたうえで、
ようやく踏み出せた一歩。
そんな人生で最も重要な一歩は、
ただのブリキ缶を踏んでいたようなもの。

神様が微笑んでくれたような一瞬でした。

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にゃろめ

3.5いい映画だった

2022年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

自身を立ち止まらせているものはなにか
ひとは何度でもやり直せるし、挑戦できる

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14waku

4.0秀作です

2022年2月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

「地雷を踏む」、この言葉は今や爆発を意味するように思います
ですがこの映画は"危機に陥った瞬間"なのですね

私たちは、日々の暮らしでリアルな地雷に触れるとこはまずありません
ですが地雷を踏むことはそこそこあります
身近な人の逆鱗に触れる事がそれだと思います
私はよく地雷を踏むんですよ、と言うよりあまりにも地雷が多すぎる
余裕の無い世の中なのでしょうね
まっ、確かに私も至らない点が多々あるのはわかりますよ、でもね、ちょっと意見が違うからって一から十まで私のせいってそりゃ無いわ

そもそも地雷は踏んでから足を離した時に破裂するもの
だけど私にやそんな間もないんだから

「徳」を積むにはいい経験です
やばい…

私、かなりイライラしてましたね
今の心と映画が悪くリンクしてしまいました
寝たらリセットだけどもう少し酒が欲しい気分ですよ

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カルヴェロ

4.0なんのために歩むのか

2022年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ワン・シチュエーションものってことで、
どうしても比べてしまうのは「127時間」と「リミット」。
この2つと大きく違うのは、”動けない理由”だったと思う。

上手いなあと感心してしまったのもまさにそこで、
主人公も犠牲やリスクを受け入れれば動けるってとこがスリリング。
これは物語序盤で早々に相棒(親友)が選択したある決定的な行動が効いていて、
主人公もそれを選びかねないしっていう緊迫感もあったと思う。

地雷は”人生の歩みを邪魔するもの”のメタファーでもあって、
誰の足もとにもあるそれを踏んだとき、どんな行動をとるのか。
もちろん一歩を踏み出す勇気も大事だろうし、慎重な行動も大事だろう。

ただ残念なのは主人公のトラウマとそれの克服ってとこが弱かったかなと。
個人的にあの父親には許せる余地を見出せなかったので、
そこが赦しというより「いろいろあったし疲れたからもういいや」って感じがしてしまった。

何通りもエンディングを作れただろうと思うプロットだけに、
このパターンを選択してくれたってことにも好感がもてた。
もうちょっとと思う部分もないわけではないけど、間違いなく良作だと思う。

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mar

4.0観ておいて損はしない...秀作!

2021年2月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

シチュエーションドラマとして展開されるであろう「その先」が上手く描かれていた。惜しまない映像のてんこ盛りによって主人公のトラウマである『一歩先』が表現されている。人間誰しも沢山失うモノがある。だからこそ、その次に進むことが大切なんだよ...と教えてくれる作品です。いや、しかし米国の演者の層は厚い。アカデミー男優賞をあげたい位の演技力なのにメジャーじゃない俳優...って?!どんだけ優秀な俳優を抱えているのだろう?日本に例えていえば、役所広司さんが地方のローカル放送のドラマに出演する様なこと。改めて米国映画の凄さを思い知らされた。

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TokyoAngel

3.5よかった

2021年1月2日
PCから投稿

結構良かったですね
何が良かったって、回想の折り込み方と幻想感の表現が好きでした。
特にあの不思議な歩き方のジーニーみたいなキャラクター良かったですわ。

あのプリンセスとソルジャーにはなにかおとぎ話の伏線が隠れていそうだなと感じ、
個人的には好きな作品でした。

ただ前に進むんだ

もう1回見たい作品でしたね

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asa89

2.5一歩踏み出して死ぬか、このまま死ぬか

2020年12月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

極限状態に置かれた人間の、孤独な闘いと葛藤がよく表れてたと思うし、最終的には悪くなかったのだけど、中盤過ぎまでずっと「何が言いたいんだろう…」という点が結構モヤモヤ、ちょっと間延びする感があった。
まぁ、キャッチの通り「一歩踏み出して死ぬか、このまま死ぬか」なのだけれども。そこに辿り着くまでの長く孤独な死闘の物語。

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まりぽっさ

3.0坊主のアミハマもイケてる

2020年10月13日
iPhoneアプリから投稿

コリンに続き今回はアミハマぼっち作品。
またまた幻覚とかが見えちゃう。こちらの方が極限状態でかなり辛そうです。足が地面から離れそうになるたびに、すごくハラハラするのですが、時折現れる地元民のベルベル人により緊張感が無くなる。彼は存在します?よね?

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サラ

1.5期待外れ

2020年6月2日
PCから投稿

あらすじに興味を引かれ視聴したが期待はずれ。
正直全ての展開が予想通りで退屈だった。後半は幻覚ばかりで内心どうでもいいなぁ、、、と思いながら観て、ラストも結局それか、、、と少し残念でした。
個人的には主演の吹き替えの声優さん(津田健次郎さん)が好きだったのでそこだけ良かったです。
あと友達の死体を徐々に自分の足で踏んでる地雷に動かせばワンチャンいけたのでは?(重り代わりに)

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aaaaaaaa

4.0オチは読めたけど

2020年5月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

現実、幻覚、回想(もしかしたら未来も)を幾度となく行き来することで極限状態を描いた労作。クレジット最後のメッセージは実話を暗示? 過酷で悲惨な描写が少しでも戦争の抑止力につながって欲しいと思う。

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mojimizu

2.0まあまあ

2020年5月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

難しい

出だしの引き込み方は良かったと思う
すんなり世界観に没入できた
けどそこから幻覚と現実の交差に疲れてしまう印象
ラストも個人的にはスッキリしなかったかな

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ジッポの芯の燃えかすたくみくん

3.0体力消耗

2020年5月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

内容的に悪くはなかったし、物理的にも精神的にも踏み出せない主人公の様をうまく描いているなと思った。だけど、後半が幻覚と現実の繰り返しがさすがに多すぎて本当に見ていて疲れた。過去の記憶の幻覚なんかも同じ部分が連続で出てくるもんだから見ていてこっちがむしゃくしゃした、、。更に言うと個人的にあのラストは納得いかんなぁーと思った。

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まぽっちゃま

3.5シチュエーション映画ではなくて良かった

2020年4月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.7
限定された極限の設定はよくあるが、地雷という物理的に一歩踏み出せない事と、人生を1歩踏み出すというメタファーを重ね、上手く脚本が仕上がっていると感じる。
神の教えや宗教の哲学としては演出しきれていない部分もあると感じるが、よくある設定だけのB級映画ではなく、良作と感じる。

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カメ

0.5見ない方がいい

2020年3月20日
Androidアプリから投稿

時間の無駄だった

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yuko

0.5Action Thriller

2020年1月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

何を伝えたい映画なのかいまいち分からず💭

またいつか見直したい。

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x_x1020yam

0.5スカです

2019年9月27日
PCから投稿

内容がありません

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アサシンⅡ

4.0オチは賛否両論か?

2019年1月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

地雷を踏んだため52時間も砂漠のど真ん中で耐えなければならないという状況は、古くて新しい“ソリッド・シチュエーション”かもしれない。作品のほぼ全てが「砂漠の中、かつ地雷の上」と極めて限定的なのは、舞台が電話ボックス一つという「フォーン・ブース」に通じるものがある。

精神的にも肉体的にも極限状態に置かれて消耗しきる主人公に、幻覚や猛獣、砂嵐など様々な試練が次から次へと襲いかかるので、シチュエーションは固定化されていても観ていて飽きない。特に父親との確執というトラウマを軸にした設定が物語に“ヒューマン・ドラマ”的な色合いを与えており、その意味で本作はスリラーやサスペンスの要素もはらみつつ、感動的な人間ドラマ作品に仕上がっていると思う。

とは言え、ある意味“衝撃のラスト”は賛否両論かもしれない。個人的にはこの終わり方には賛成できない。何故なら窮地に追い込まれた主人公の苦難をさんざん煽っておきながら、そのハシゴを外すような展開に思えるから。どうせなら片足を失いつつもかろうじて一命をとりとめて生還するというストーリーの方がリアルで良かったのではないか。

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たろ☆

3.0発想はおもしろい

2019年1月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

砂漠の真ん中で地雷を踏んで動けない状況のままおよそ三日間生き延びる。そんな過酷な状況をどう描くのかと期待していましたが、ごちゃごちゃとしすぎていて、観ていてすこし疲れました。

カメラワークや場面転換で、動けない主人公の朦朧とした意識を表現しているのは、よかったです。幻覚や幻聴に加え、野生動物の恐怖、睡魔、空腹などによって極限の状態にまで追いこまれれば、ああした、とりとめのない思考になるのもうなずけます。
しかし、やはり、もう少しわかりやすく表現してくれていたらと、思わずにはいられませんでした。
逆に、オチはわかりやすすぎでしたし。

それにしても疑問なのが、軍の作戦のずさんさです。
退路も確保せずに兵士を送って暗殺を目論むなんて、作戦とも呼べない愚行でしかないのではないでしょうか。

そのあたりの脚本が練られていなかったのも、残念に思った要因のひとつです。

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ユージーン