劇場公開日 2019年1月18日

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「煌びやかな虚無」チワワちゃん BDさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5煌びやかな虚無

2022年10月10日
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興奮

なぜか「偉大なるギャツビー」の直後に見てしまった。別にパーティー映画好きじゃないです笑

原作である岡崎京子の作品がそうであるように、作品を囲む手触りが重要で、逆にいえば他は特に重要視しなくていい映画だと感じましたね。あーチワワちゃんかわいいなぁ、輝いてんなぁ、キラキラしてんなぁ。映像キレイだなぁ。楽しそうだなぁ。なんか虚しいなぁ。

例えばそこからプロットが奇跡的な展開を見せて驚いたりとか、すごく示唆深い見せ場や名セリフがあったりとか、そう言うことじゃないんだと思います。若い子達が若さに任せて遊んでて、でもそんなことはいつまでも続かなくて、キレイで、虚しくて。それを、ある一視点から描き切ったと言うことに、この映画の価値があるんだと思います。

MVみたいな映画、いいじゃないですか。キレイで楽しかったですよ。ちゃんと虚しかったし。若いっていいよなー(小並感)

BD