「煌びやかな虚無」チワワちゃん BDさんの映画レビュー(感想・評価)
煌びやかな虚無
なぜか「偉大なるギャツビー」の直後に見てしまった。別にパーティー映画好きじゃないです笑
原作である岡崎京子の作品がそうであるように、作品を囲む手触りが重要で、逆にいえば他は特に重要視しなくていい映画だと感じましたね。あーチワワちゃんかわいいなぁ、輝いてんなぁ、キラキラしてんなぁ。映像キレイだなぁ。楽しそうだなぁ。なんか虚しいなぁ。
例えばそこからプロットが奇跡的な展開を見せて驚いたりとか、すごく示唆深い見せ場や名セリフがあったりとか、そう言うことじゃないんだと思います。若い子達が若さに任せて遊んでて、でもそんなことはいつまでも続かなくて、キレイで、虚しくて。それを、ある一視点から描き切ったと言うことに、この映画の価値があるんだと思います。
MVみたいな映画、いいじゃないですか。キレイで楽しかったですよ。ちゃんと虚しかったし。若いっていいよなー(小並感)
コメントする