多十郎殉愛記のレビュー・感想・評価
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こんなん観たかった!
人によっては2時間ドラマでええやん!となるかもですがいやいやいや!引きでサーッと流れるカメラワーク。凌ぎを削る刀。ふとした面持ちがあおい輝彦のような高良健吾はやさぐれた面持ち、丸出しのふんどし、柳生十兵衛ほど落ちた腰すべてええ感じやった。安定の中島貞夫監督です!
うーん
肝心の殺陣の良さが半分くらいしかわからなかったのが残念。
派手なアクションシーンの刺激に慣れ過ぎてしまってるせいか。
眠くなりたくなかったんだけどね…
音楽とか、主演の二人の頑張りとかは好感持てた。
こんな男にこんな女だから惚れてしまう、というのは思わずグッときてしまった。
中島貞夫の映画愛に満ちた逸品
ジャパニーズ・エンターテイメントとでも言ったら良いのでしょうか、60年もの長きに渡り映画に携わってきた日本映画界のレジェンド、中島貞夫の20年ぶりの監督作とのこと。
時は幕末、長州を脱藩した清川多十郎(高良健吾)は居酒屋の用心棒をしながら世間の喧騒と距離を置いていた。居酒屋を切り盛りするおとよ(多部未華子)とはよそよそしく接するものの、お互い強く惹かれあっているようだ。
そんな彼らが尊皇攘夷派の長州や薩摩の志士たちと新撰組や見廻り組の抗争に巻き込まれていく。
序盤の長屋で暮らす人々のやりとりや終盤の長〜い殺陣は超がつくほどのクラシック・スタイル!しかし今となっては逆に新鮮!そして艶やかな多部未華子が出色!
ちなみに監督補佐として熊切和嘉がクレジットされていた。まさに日本映画の伝統を継承する逸品だ。
チャンバラ映画が好きだったんだが…
しかしながらもこの映画の退屈さはなんなんだろう。
殉愛なのか?コレは…。
剣を極めているには情けな過ぎるのではないか。
出だしの捨身さは時間が経過するにつれて精彩さを欠き捨て鉢さゆえの剣士としての迫力さは全くなくなってしまい。映画として、主人公としての役者魂さえ抜けてしまったかのようだ。
腑抜けた映画は気分が悪くなる。
ぼちぼち
少々恋愛要素がとってつけたような感じになっているのが気になったり、わざとらしい演出やセリフが気になったりと、引っかかる部分はたくさんありましたが、魅せる画が多かったりセットが成功にできていたりと満足いく部分もたくさんあったので、全体的にはぼちぼちかと・・・。
一番良かったのは福本清三さん!
出だしからラストまで、一貫したつまらなさに唖然とします。粗いキャラ設定、チープな脚本、わざとらしい台詞と演技、お粗末な脇役、適当な編集、バットを振るような素人殺陣…とツッコミだしたらキリがないです。でも、伝説の斬られ役の福本さんを観られてよかったです。
うむむむむむむむ
他の方も書いているが、情感描写にもっと寄り添って欲しかった…。いや、全体の流れとか、色々と好き。うん、好きな映画だった。
二人の情感。街との繋がり。あの刀の理由…。説明の少ない、感じ取らせる映画は好きなのだが、さすがに足りない。それでも好きだと思えるのは、主演の二人の成せる技なのか。
んーーー。「浪人街」を視たくなった。
期待が高かっただけに
日本映画のレジェンドと言うべき中島貞夫の20年ぶりの新作。しかも、伊藤大輔に捧げるチャンバラ映画と聞くだけで、歴史に立ち合うかのように、期待が高まる。
が、題材は面白くなりそうなのに、ストーリーが薄い、ふくらみがない。肝心の殺陣も凄味に欠ける。エンディングも拍子抜け。
作品として世に出たことを評価するしかないか。高良健吾と多部未華子が良かっただけに、残念。
消化不良の時代劇❗
星🌟🌟🌟 この作品の内容に凄く疑問を感じました❗幕末で何も活動していないのに長州の浪人というだけで捕まえようとする設定は如何なものか⁉せめて尊王攘夷の活動家でラブストーリーも絡むのだったら納得出来るけど…ラストも中途半端でこの先多十郎はどうなるの?おとよと数馬はどうなる?時代劇でこの終わり方は良くない気がします❗凄く消化不良の作品でした❗高良健吾、多部未華子の演技は凄く良かったので残念❗
時代劇+恋愛
高良健吾と多部未華子ということで鑑賞。
昭和から続く時代劇と平成の恋愛映画の要素もあります。
高良健吾はカッコイイし、多部未華子はとても可愛い。
殺陣はイマイチかな。迫力がないことと、演出の一部かもしれませんが、刀のふりかだか雑。
肝心の物語ですが、恋愛要素しかないと言うくらい中身が薄く感じます。ちょっと残念。
なんで戦ってるのか?分からなかった。
多部未華子が良い
序盤は良かったが、時間が経つにつれて微妙になってくる。尺が短いので、内容も物足りない。ただ、キャスティングも良いし、キャラが立っているので、日常シーンは制作者が思っているよりもずっと見ごたえがあると思う。正直、映画よりもテレビ向きだと思った。テレビドラマでやってたら毎週みると思う。
すべてが中途半端
脚本、殺陣、エンディングなどすべてが中途半端でガッカリ。
何を伝えたいのか?多十郎は何をしたかったのか?何もわからないままに終わる。
はぁー?
吉本が絡んでいるので、変に笑いを取ろうとするセリフや演技が鼻につく。
殉愛記なんて言うほどの掘り下げもなし。
せっかく時代劇作るんならもう少しまじめにやろうよ。
日本にはチャンバラがある!
でも、これはアカン。93分と言う尺の短さが悪の根源、明らかに。バサバサと切りまくってるでしょ。男と女が惹かれ合って行く様。男が侍を捨てるに至った背景。この二つが、明らかに描写不足だと思う。
肝心要のチャンバラも、物足りない。リアリティは要らないからキメて欲しい。佐藤健とかあずみくらいに。思うに、座頭市って偉大だったんだ。
出だしの時代劇感は最高だったし、ストーリーそのものも良いのに。余りにも惜しすぎる変な映画でした。多部未華子は可愛かったです。それが救い。せめてもの。
時代劇の熱心なファン又は主演俳優のファン以外には薦めない
時代劇の熱心なファン又は主演俳優・女優の熱心なファンでなければ満足度は低くなるかと思います。
時代劇が作りにくい時代になったと言われていますが、それだからこそ脚本は練りに練らないといけないのでは。
短い上映時間が長く感じる作品を世に出してはいけないと思う。
うー
49本目。
先週、予告で知ってこれは観ねばと。
時代小説読めてないから飢えてるってのもある。
幕末モノの時代の空気ってのもあるんだろうけど、力入り過ぎ。
芝居の上に芝居がかってるから、なんかクサ過ぎて。
いやいや時代劇ってなると何で皆あんな芝居になるのかいつも思う。
その時代に生きてた人なんかいないのにね。
これぞチャンバラ
中島監督の20年ぶりの作品という事もあり
この時代に通用するのか?と思い観賞したが、
それがどうして、なかなか作品
今時の時代劇のようにリアルで素早い殺陣や
飛び散る血飛沫などなく、
これぞチャンバラ、これぞ太秦の時代劇って作品
理屈抜きです楽しめました。
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