「殺陣のシーンがとても良い!」多十郎殉愛記 hkr21さんの映画レビュー(感想・評価)
殺陣のシーンがとても良い!
殺陣のシーンは、吐く息と音楽の効果で、緊迫感がピシピシと伝わってきて、
セリフが無くても歌舞伎を観ているようで、非常に面白かった。
というか、セリフが、いやストーリーすらない方が良かったような…。
だって、ストーリーにメイン老いてないでしょ、この作品。
そして、多部ちゃん、時代劇ちょっと違うかも…。
とにかく、後半の殺陣のシーンが最高。
大勢の追手と多十郎ひとりの押したり引いたり、
竹林の縦の隙間から覗き見える奥行き感から、追手が迫ってきて煽られる感じ、
そこに音楽の強弱の相乗効果で視覚聴覚への刺激がたまらなく、
このシーンだけで1時間観られますよ、わたしは。
ただ、そこまでが、あまりにも取ってつけ過ぎたかな。
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