劇場公開日 2019年11月15日

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「シュールレアリズム」影踏み 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5シュールレアリズム

2019年11月26日
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鑑賞方法:映画館

笑える

難しい

寝られる

原作未読

片方が死んじゃう双子の話である
その手の話でまず思い出されるのはタッチだがあっちは甲子園を目指す楽しい青春モノでこっちは泥棒になる面白くない話である

わけわからん
原作者は映画を高く評価しているから原作もこんな感じなんだろう
前半は全く内容が入ってこない
設定が難解だ
ケンシロウじゃないが欠伸が出るぜ
後半種明かしして眠気が治まった
それでもなぜ泥棒になったか?なぜ復讐なのか?ちょっと理解できない
真犯人の犯行動機も突飛すぎて理解不能
当初は子分みたいなポジションかと思っていたら主人公しか見えない双子の弟の幽霊だったり
他にもいろいろと?が多い作品だった

なぜ主演が山崎まさよしなのか
芝居初挑戦のわりにまずまずかなと思ったら久しぶりだが映画は何度も出ていて自分がそれを忘れていただけだった
たしかにツタヤでパッケージ見たことある
それにしては下手くそだ

それに輪をかけて下手くそなのは吉川刑事役の竹原ピストルだ
もう役者やるなよ酷すぎる
似たような雰囲気があるちゃんとした役者がいくらでもいたはずなのになぜ本業が歌手で大根役者を抜擢するのか

その点では久子役の尾野真千子や久能役の滝藤賢一や真壁の母役の大竹しのぶはさすがに上手い
特に授業しているときの大竹しのぶの表情は怪演ぶりが凄すぎて笑ってしまった
大竹しのぶは歌もうまいし山崎竹原は全ての面で大女優に完敗だ

あと葉子役の中村ゆりが意外と胸が大きいことに気づいた
そこそこ美人だけど在日朝鮮人しか個性がない彼女だったが巨乳という新たな個性を発見できたのはこの作品を観ての唯一の収穫だった

バーで久子と葉子がツーショットになるわけだが尾野の方が明らかに女優として格上にも関わらずバストだけは中村の方が誇らしげで勝ち誇っているように感じた
前半の幼稚園のやりとりで尾野真千子=貧乳が自分の脳にインプットされた影響もあるかもしれない

中村ゆりはユリマリ時代から存じ上げていたが当時はマリの方がおバカキャラとして目立つ存在でユリはその時も地味な存在だった
しかし彼女もマリほどではないがおバカだったことを覚えている
今クイズ番組に出演したら珍解答連発でお茶の間の人気者になり仕事が増えるかもしれない
でも浅田美代子みたいに役者の仕事に悪影響が出ることもあるので本人も事務所も慎重になるかもしれない

野川新栄
金欠おやじさんのコメント
2019年11月30日

内容についてほとんど同感です。
中村ゆりの胸については私も思いました。
ホントに分け分からない映画でしたね。

金欠おやじ