「コメディ寄りのコメディ」セラヴィ! ミーノさんの映画レビュー(感想・評価)
コメディ寄りのコメディ
お客様の人生の大切な1日、結婚式のプランニング会社のトップである中年男性が主人公のドタバタコメディ。お客様に出す料理を次々つまみ食いするカメラマン、好きだった元同僚が新婦とわかって客のフリをする従業員、常識のかけらもない不潔なピンチヒッター、エゴが強すぎるバンドマンなどなど、無責任、不誠実な従業員たちに最初はイラっとするんだけど、そのせいで誰が可哀そうかっていうと、実は新郎もそれなりで、同情は不要。笑ってよし!「ピーターラビット」「パディントン2」に次いで今年3番目に笑ったかも。
「奇人たちの晩餐会」「世界の果てまでヒャッハー!」「ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走」など、フランスって時々こういう純粋コメディを作るんだな。
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