「老若男女誰もが楽しめる娯楽映画」今日も嫌がらせ弁当 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
老若男女誰もが楽しめる娯楽映画
キャラ弁を通じての母と娘の愛情物語
キャラ弁としてスギちゃんと小島よしおと日本エレキテル連合とダンディ坂野が登場
監督が笑わせようとしていたことがことごとく滑っていた
スーパードンキーコングじゃあるまいし偽エンドのやついらないししかも2度もある
午前様ツノと一緒に茶漬け出しじゃないんだから母にツノ生やす必要無し
笑ったのはシングルファザー初挑戦のキャラ弁が悲惨なことになってしまったことくらい
笑いのツボは人それぞれなので参考にはならないでしょうが
娘に対して意地を見せる母の行動力がすごい
娘の部屋の襖を燃やして芋を焼いて食べさせようとするのは狂気の域に達している
次女役の芳根京子が可愛い
実年齢と違いすぎるのに中学生とか高校生とかやるなよという意見は野暮
それを演じるのが役者
昔のホラー映画で豚の血まみれになって超能力が目覚めるヒロインを演じた女優も高校生役をやったがいい年した成人女性だった
母の飲み仲間たちのおばちゃん笑いがすごい
芳根京子に比べたら篠原涼子はあきらかにおばさんだけどおばちゃん笑いはしませんね
次女の友達役のベリーショートがすごい
峯岸みなみを思い出した
母と意地の張り合いをする次女がイケメンにキャラ弁を作ってあげるんだけど渡す前に妄想してニヤニヤしていたらイケメンにはカノジョがいたという予想通りの展開で次女大ショック
泣けるところは多かったが個人的にはここが一番泣ける
自分も保育園のころ車に轢かれそうになったのでシングルファザーの息子が道路を飛び出しそこに車が来るシーンはドキッとした
最後の弁当は「なるほど!うまい!そうまとめたか!」と感心した
八丈島の大自然が素晴らしい
本当のエンドクレジットも工夫がしており最後まで楽しめました