「LOOKの見映えだけ」MUTE ミュート 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
LOOKの見映えだけ
混沌とした近未来描写が「ブレードランナー」まんまなLOOKで拘ったにしてもラストは近未来のカケラもなく今の時代にしか見えない残念さ。
声を発するコトが出来ない主人公って設定も物語全体を通して意味が殆ど無い。
恋人が失踪した謎も勝手に映像で描写され主人公の行動やドコまで真相を知ったのかも曖昧な感じで。
タダの男女のイザコザってなオチで大掛かりな未来描写にノワール風味で誤魔化した物語との関連性が薄く映像だけに力を入れた感は否めない。
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