劇場公開日 2019年1月11日

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「残念」この道 META坊さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5残念

2019年1月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

才能はあるが、酒好き、女好き、挙げ句の果てに姦通罪で逮捕、投獄される、どうしようもない男:北原白秋が、ドイツで音楽を学び、日本初の交響楽団を結成した、音楽家山田耕筰とぶつかり合いながらも、日本人による日本の子供達のための童謡を世に出す話。

何年か前に、柳川の北原白秋生家・記念館に行った事はあるものの、北原白秋の人となりを詳しくは知りませんでしたが、日本人なら誰でも知ってる数多くの素晴らしい作品を残した人が、こんなにも駄目男だったとは。

2人のことはほとんど知らなかったので、まぁ勉強にはなったけど、今一つ盛り上がりに欠けるし、中身が薄っぺらな印象が拭えない。

そしてラスト。

え?これで終わり?

コースの料理が全て出てこないうちに、閉店になった感じで、実に物足りない幕切れ。

そこに被せるようにエンドロールで流れてくる『この道』。
別にATUSHIでなくてもよくね?
AKIRA繋がりか?

EXILE要らないでしょ。

登場する詩人やら歌人やらが、教科書かなにかで見た顔と、なにげに似ていると思えるのと、開始早々スクリーンに映し出された、隣の妖艶な人妻松本若菜が仮面ライダー電王の頃よりも、随分キレイになったことぐらいかな、良かったのは(笑)。

META坊