ストレンジャーズ 地獄からの訪問者のレビュー・感想・評価
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少し微妙かなぁ…
前作「ストレンジャーズ 戦慄の訪問者」の方が良かったかな。
今回はフィールドが広いので、余り恐怖心を煽られなかった。心の何処かで「逃げられるだろ…」っと冷静に観ている自分が…(とはいえ、“ファニーゲームUSA”を思い起こした)。
3人組の1人も“顔出し”しちゃったので、それまでの殺人の動機や、どこの誰だか判らない未知の恐怖がカナリ薄められた。
もし続編が出来るとしたら、有りがちな模倣犯になるんだろうな…とか思った。
実話に基づいてるって言っても、確か…夜中に突然チャイムが鳴ったことがあった…って事くらいしか一致してなかったと記憶してます。
普通のホラー
続編と銘打っているが、プロットがほぼ同じなだけの独立した作品で、「タマラはいますか?」と同じセリフも登場する。親子4人でやってきた湖のオートキャンプ場。もうこの時点でジェイソンが出てくるんじゃないかとビクビク。やっぱりこの手のホラーは湖が似合うんだよね~とは言え、全然湖が出てこない!プンプン。
マスクをした猟奇殺人犯は3人。しかも2人は女の子だ。オフシーズンのため、ほとんど客もいないのが不気味で、斧やナイフで襲い掛かってくる犯人。男は4WDも乗りこなし、トレーラーハウスのキャンプ場を破壊しまくる。銃を見つけたまではよかったが、危機を脱する度に置き忘れてしまう兄妹。大丈夫か!
小さい頃に「野球をやりたかった」と言ってた妹のキンジー。「バットも持てないのに無理やろ!」と兄ルーク。それがこんな形で役に立つとは!80年代の音楽、キム・ワイルドとかエア・サプライとかの音楽もいいし、気持ちのいいエンディングだった。
突っ込み所が多い
理解できないのは、殺人が事件が起きたのに何でわざわざ弱い母親と娘をトレーラーに置いてけぼりにして父親と長男が殺人現場に行くの?それから何で皆携帯持たないでトレーラーに置いといて犯人に壊されるの?他にも突っ込み所があるが多すぎてもういい。実話の訳ないだろう。
胸クソ悪い殺人鬼
殺された母親と父親が可哀想…
仮面被った殺人鬼の全体像がはっきりしていないのが微妙。まぁそのかわり、不気味さが増している感じです。
しかもいきなり包丁や斧などを持って何の理由もなく殺しにくる訳だし…
殺人ホラー映画としての表現や発想、雰囲気は良かったけど… 親が子供よりも呆気なく殺されるとしては違和感があるし、ツッコミたくなります…。いやもはやツッコミ所満載の殺人ホラー映画ですかね笑
仮面はやっぱり怖い
セオリー通りのモダンなスリラー。
ありきたりではあるけど、特に理由の無い殺人者たちのマスク姿のビジュアルやその神出鬼没ぶりは本当に不気味。嗜好目的の殺人ゲーム的なことかな。
訳の分からないまま命を追われる、非常に不条理な恐怖が強くて結構スリリングで楽しかった。
何が何でも家族に反抗しまくる非行少女と呆れつつ見守る兄の、あまりにも場違いな昔話のシーンはなんだかほっこりして胸が熱くなる。
ピンチなのにヒンヒン泣きわめいてトロつく姿には少しイライラしてしまったけど、まあこれが普通のリアルな反応だよなと思う。私だったら一歩も動けず即死だな。
当たり前だけどあの不気味な仮面の下には生身の人間の顔と肉体があって、霊や悪魔の類いでは無いんだなーと謎の実感。
仮面めくったらキンジーの前の学校の友達だったオチとか無いかなと思っていたけど無かった。
ショートカットのおかめマスク女のビジュアルが特に良かったのに出番少なくてがっかり。
前作があったとは知らず。観てみよう。
NO REASON
不良娘を寄宿学校に進学させることになった家族がその前に訪れた叔父が経営する季節はずれの湖畔のトレーラーハウスキャンプ場で巻き起こる話で、「ストレンジャーズ 戦慄の訪問者」の続編。
前作同様不穏な女性の扉ノックからの「タマラは居る?」で事件はスタート。
ご都合主義とまどろっこしいリアクションはありつつも、執拗で不気味な覆面達によるサイコな展開にハラハラドキドキ。
もっと血みどろだったり生々しかったりがあっても良かったけど、こういう不条理なスリラーはやっぱり好みだし、前作よりもムリがなく良い感じ。
ちなみに、実際に起きた様々な殺人事件に着想を得て創作されたフィクションであって、こんな事件があったわけではないからね。
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