「「ある小さな夜の曲」って意味なんですね」アイネクライネナハトムジーク だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
「ある小さな夜の曲」って意味なんですね
恋愛映画だけど、甘ったるくない。リアリティがある。また、グッとくるセリフが多い。
ある小さな夜の曲。
無知なので「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」と聞くと、米津玄師?って思ったら。モーツァルトなんですね。聞いたら誰でも知っている曲でした汗。
まさに「ある小さな夜の話」という感じです。
さらに無知なので、原作知りませんでしたが、原作も6つの短編が複雑に繋がった作品のようです。こちらも納得。
主役のふたりの世代。20歳から30歳の恋愛だけではなく、高校生と中年までの恋愛が描かれています。
よくある恋愛映画のように、夢のようなストーリーではなく、とても人間くさいリアルな話でとても良かった。
「顔」だけは、リアリティありません(美男美女揃い)が。
冒頭は、普通の話過ぎて、ん?と思ってしまいましたが、後半は色々な伏線が回収されていく、ミステリーみたいな要素もあってとても気持ちがよかった。
バラバラのショートストーリーのような色々な恋愛がありつつ、それぞれが絶妙に絡んでいるのも良かった。
女性や20歳〜30歳の方はもちろんですが、男性や年配でもグッとくる恋愛映画だと思います。
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