「☆☆☆★ イタリアで賞を独占したクライム&ミュージカル…との触れ込...」愛と銃弾 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆☆★ イタリアで賞を独占したクライム&ミュージカル…との触れ込...
クリックして本文を読む
☆☆☆★
イタリアで賞を独占したクライム&ミュージカル…との触れ込みに、仕事帰りに1時間半を掛けて勇んでの鑑賞。
冒頭から、歌とB級クライムアクションっぽい場面に若干テンションが上がる。
が、しかし…。
歌の場面はもとより。アクション場面を含めたそれらの場面では、カメラポジションの悪さと共に、ダラダラと繰り返されるスローモーションの多さ等。観ていて少しずつ苛々が増して来る。
大体、ミュージカル…との触れ込みだったのだが。むさい男が朗々と歌い上げるナンバーがほとんどで。冒頭とラスト&中盤の屋上場面には女の歌も有るには有るが、思わず楽しくなって来る様なダンスは一切無く。《ミュージカル》と言うには、ちょっと看板に偽り有りか。
対してクライム部分はと言うと、中盤でのダラダラ感が観ていて怠かった。
屋上での銃撃場面辺りからやっと盛り返して来るものの。騙し騙されや、2度・3度に渡るどんでん返しには、この手の作品を観慣れた人なら予想の範疇に収まってしまい。逆に物足りなさを感じるのでは?
「やっと半分くらいかな〜!」と思い時計を見るとビンゴ!
「まだ半分有るのかよ〜!」と思いうんざりしていたら。この後から段々と面白くなって来た。
ドラム男の場面と、ラストの海岸での歌の場面は下らなくていい(^^)
終始この下らなさで突き進んでくれたならば…と。
2019年2月6日 恵比寿ガーデンシネマ2
コメントする