「希望の一係。絶望のフットスタンプ。」PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」 strahlさんの映画レビュー(感想・評価)
希望の一係。絶望のフットスタンプ。
公開初日に観てきました。
宜野座と征陸の因縁や
青柳と征陸の関係性、
国防省への襲撃、
フットスタンプ作戦の全貌
case.1より多いアクション…
とても濃厚な60分でした。
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狡噛、宜野座、縢、征陸、あの頃の一係面々。
そして青柳と執行官になる前の須郷の
活躍が大きなスクリーンで見られて大満足です。
(なによりも一係の頃の演じ分けがすごい…。)
縢、征陸、青柳
「今でも生きててほしかったなぁ」と
改めて思える作品でもあり
いつか須郷は救われる日が来ると祈りつつも
青柳を殉職させてしまったことを
case.2を経て、更にそれを咎めてしまう…。
「ギノせんせ」や「こうちゃん」と呼ぶ
縢に何度涙腺を刺激されたことか…。
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そして予告でも公開されていた
「ただ…伸元が幸せになりますように」という
作中での征陸の台詞。
「伸元の幸せを願う」故に
「宜野座が一番悲しむ結末」を
選択するしかなかったという
なんとも運命は皮肉なものですね。
最後まで素晴らしい刑事でした。
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素晴らしい作品ですが
その反面case.1と違い、
後半は「絶望感」が
どっと押し寄せて来たので
鑑賞に際する「覚悟」が私には
少し足りなかったようです…。
case.2の質の高さに
case.3が負けないか
心配になるくらいの出来でした。
case.3も楽しみです。
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